胸がバクバクしてきました




これ、やばいやつじゃ…




吹雪とかではないんですが…

(おそらく出発前に見えてた山頂の雲の一部だと思います)




本当に何も見えなくなってしまったんです





なんとか見えて10m先…






どうしよう…






とりあえず下手に動かないほうがいいと判断し

Kちゃんと二人で目印になりそうな岩を見つけて待機しました





Kちゃん

「今だったらトイレしてもわからないね‼️笑」










…Kちゃん…前向きィィィい‼️笑い泣き







白い霧の中2人でじっとしている間

私の頭の中はずっと





大丈夫かな…❓大丈夫かな…❓大丈夫かな…❓大丈夫かな…❓








てか、いや、

本当に大丈夫⁉️笑い泣き








この辺りで自分たちの認識の甘さを自覚した私

時期的にはまだ少し肌寒いし、山頂は雪が降ってきてもおかしくない…それに出発前に見えていた山頂の雲、これから天気が崩れる可能性は高い

加えてこの視界の悪さ、傾斜角度では時間的に着けても夕方か夜、最悪帰れない気がする…




下山を考え、軽く提案しましたが、Kちゃんはあまり気に留めておらず、せっかくだから行こうよと登り続けようとします




やがて少しずつ視界が晴れてきたとき




ふと山頂へと顔を見上げると…いつの間にか上から一人のおじさんが私たちのほうに近づいてきたのでした