写真展最終日。先に会場へ行こうと出かけた途端にざぁざぁ雨が。こりゃアカンって原付を止める。ケータイを忘れたことにも気づいて部屋に戻る。雨はすぐにやんだが、どうせ着替えるんなら宮西さんの告別式に行こうと思い、慣れないネクタイ締めてスニーカーのまま出かける。大西さん、高橋クン、真弓さん、徳ちゃんとかがきてる。豊田直巳さんはもう帰るところで、煙草吸いながら少し話す。会場行くとちょうど大西さんが別れの言葉を贈るところだった。最後みんなが棺に花を入れたあと、隣に座っている徳ちゃんが堪えきれずに泣きだす。徳ちゃんの肩を叩いていると、こっちも泣きそうになる。
出棺を見送り火葬場までは行かないことにする。骨になった宮西さんを見たくない。だんだんと弱っていく姿を見ていたから母の時のような悲しみはない。けどこれからじわじわとくるんだろうな…
さようなら、いづみさん。そして、ありがとう。しかし、さびしくなるな…