夫の実家からね、
よく海苔が届くねん。
ラーメン屋さんに勤めている友達から
毎年ドバッと送られてくるみたいで、
義両親も「二人暮らしやのに
そんなに食べられへんわ」言うて、
最終的にはうちに送られてくんねん。
(そんな怖い顔してへんけど。
ごめんなさい。盛りました。)
もちろん、義両親はいっぱしの大人やから、
「いやぁ、助かるわぁ!
いつも美味しい海苔をありがとう!」
って、その友達には言うてるけどな。
(いやぁね、大人って怖いねぇ、
ねぇ、奥さん)
「そんなに食べられへんわ!
金輪際送ってこんといて!」
って言う大人がおったら、
その方が怖いけどな。
私はもらえるもんは
なんでももらうタチやねん
(唯一の自慢)
もらったもんは決して無駄にはせえへん。
なんなら、世が「SDGs!SDGs!」って
叫びだす遥か昔から、
「食品ロスをなくそう!」って
タスキかけて活動してるからな。
だから海苔をもらえるのは
めっちゃありがたいねんけど、
15センチくらい厚みのある
海苔の束って見たことあるぅ?!
なかなかの存在感やで。
使っても使ってもなくならへんねん。
そのうち、海苔がしなっとしてきて、
(ちゃんと乾燥剤は入れてるよ)
それでもやっぱりシナっとしてきて、
噛んでも噛み切れんようになってきて、
もちろんもう「パリッ」なんて音は
数ヶ月聞いたことなくて、
黒い色が段々と赤茶けてきて…。
そこまできて、はたと気づく。
これってもう「美味しくはないよな…」
美味しくないのに、
最初の美味しさが続いてると錯覚してた。
なに、この錯覚。こわー。
それならば!!
と、海苔の佃煮を作ってみたよ!!
(前振り、長いわ)
海苔の佃煮って、
初めて作ったけど、
秒でできるな!(嘘)
鍋に海苔を適当にちぎって入れて、
水と出汁の素と砂糖と
みりんと醤油を入れて、
ちょっとの間放置してふやけさせて、
煮るだけやもんな。
ほんま秒速!(また嘘ついた)
最初はこんな感じやった海苔が、
火をつけて混ぜ混ぜしたら、
途端にぼろぼろに。
あ、ちゃう。
ぼろぼろじゃなくて、
何やったっけ?
ほわ〜とほどけていって、
水分に馴染んで一体化することを、
どう形容したらいい?
(いや、もう形容せんでいいやん。
最後の文でじゅうぶん伝わってるわ)
明日、ご飯に乗せて食ーべよっと♡
あ、今、思い出した!
パンに海苔の佃煮を合わせるレシピを
以前みたことあるんやけど、
どんなんやったっけ?
それ、やってみたい!
パンに海苔の佃煮ぬって、
しらすとかのせて、
溶けるチーズのせて、
トースターで焼いてみるか?!
結構イケるんちゃう?
パルシステム、めっちゃ便利です♪