コンサートなどで、音響の仕事をする人をPAエンジニア(通称:PA)といいます。PAとはPublic Address(パブリック・アドレス)の略で、公衆伝達とか大衆伝達といった意味ですね。

 昨日は、公民館祭の音響でお伺いさせていただきました。お琴の合奏やダンスのほか、詩吟やマジック、腹話術など多彩で、老若男女問わずパワー全開で圧倒されそうになりました。

 詩吟のBGMがある事を初めて知りましたが、あるご高齢の紳士の出番の際にかけるBGMを間違えてしまいました。一瞬不安な表情をされ、すぐに違う事を和かに教えてくださいました。

 こんな失敗もあり音響しながら感じた事ですが、表現者の思いやご努力が十分に発揮できるような調整ができただろうか?と自問するのです。

一期一会ではありませんが、一音一音を大切にしなければとあらためて反省しました。この貴重な経験を次の機会に活かしていきたいと思います。