ネット上の仮装について メタのメタ | Cobalt Blue Attic

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takenoのブログ。旅行記や本、仕事、日々のことなど。

参加しているSNSで、仮面をテーマにした仮装イベントを(ネット上で)やるという。
一時的にハンドルを変えて、空想日記を書くのだ。


先日、映画
「繕い裁つ人」を観たので、その内容から少し考えてみる。
http://tsukuroi.gaga.ne.jp/

この映画の中で、「一般市民の大人が、普段は着ないフォーマルの服で着飾って、子供は立ち入り禁止の、特別なパーティーをする」というシーンがあった。
そこでは、日常を忘れる楽しさが描かれていたように思う。
大人達は、子供にその姿を見られるのを少し恥ずかしいと思うくらいに、自由な姿でいた。
オタクの私の目線にしてみれば、『コミケという非日常空間で、非現実のアニメのコスプレをする人が居る』というのを見慣れているので、そのシーンで描かれていた楽しみ方の作法は、すんなり理解できた。
どちらも、「服が好き」と言う趣味を持った人々が、『非日常的な服をより純粋に楽しむための、非日常空間』という共通認識を持った上で、仮の姿(仮面)でいる。


上記は、はっきしりた共通項があり作法の説明がいらない相手同士だからこそ、仮の姿でも日常と違う世界の楽しさが倍増していると思う。
では、一つの共通項というわけではなく、多様なコンテンツを楽しんでいる、SNSにおいての仮面の「着・脱」の楽しさの要素って?



SNSですでに日常と違う人格を作って楽しんでいる人が居らっしゃる人はどうするのだろう。(ネカマを含む)
その方々は、すでに1枚目の仮面を付けているので、仮面イベントで2枚目の仮面をかぶるということなると思う。

これは、「メタ世界における、メタフィクション」という、オタクが大好きなコンテンツに化ける。
裏の裏は表だけれど、メタのメタは現実ではないというアレである。
「はずみで異世界に転生したら、美少女になっちゃってたでござる!」というやつである。

おっ! 
これは、私はオタクなので、これならば、楽しい要素が抽出できそうだ!!!


■どうやってこの「メタ世界における、メタフィクション」を自分ごとにするのか?

案)
・仮面イベントが始まるまでの間に、「takeno」は「ドスコイさん」という1枚目の仮面をかぶる
・仮面イベントでは、「ドスコイさん」が「アラン・スミシーさん」という2枚目の仮面をかぶる
・従来のSNS利用者とは関係をリセットし、「アラン・スミシーさん」は主に親しくない人と積極的に遊ぶ。
・「アラン・スミシーさん」の仮面で、「ドスコイさん」の秘密を吐露する。
・それは「ドスコイさん」の秘密なので、「takeno」の秘密ではない。
・「アラン・スミシーさん」と友達になりたくてSNSに入った方は、そのSNSで「takeno」と再会することになる

わけわからん。


とりとめもない。