ボーッとしていると眠ってしまいそうになるので
更新です。
先日のこと…
テレビ東京の喫煙所で作家のKちゃんと弊社のゴリラ副社長と一服中
知らない方に
「筋肉番付で実況をやってた方ですよね!」
と声をかけられた。
「は…?」
その日は「世界卓球2009 横浜」の総合打ち合わせが行われていた。
自国開催のため、テレビ東京がホスト局となり国内向けの放送と
国際映像を制作する。
午後から、横浜アリーナに行って映像を作る現場スタッフ150名に
小生が檄を飛ばす。
終わって、今度はテレビ東京スタジオで放送を送出するスタッフ150名に
再び檄を飛ばす。
都合6時間の総合打ち合わせが終わり…
外の喫煙所へ…
そして…
「筋肉番付で実況してた方ですよね!?」と声をかけられた。
「は?実況……アナウンサーではないです……」
その方は総合打ち合わせに出席していた照明さんらしい。
「いや…私、テレビ東京にいますけど、昔TBSでも仕事してまして…」
「あ、そうなんですか…」
「幕張メッセであった筋肉番付の収録によく行ってたんですよ」
「あ、跳び箱の…スポーツマンNo.1決定戦ですね。お世話になりました(笑)」
「はい(笑)そこで実況してましたよね。」
「あ~~、リハーサルの実況ですね(笑)」
「さっき…総合打ち合わせの時、
マイクから聞こえてきた声で、あの人だ!と分かったんです。」
「え~~!声で?」
そうなんである。
小生はその番組の演出だったのだが、収録の前日に行われるリハでは
古舘伊知朗さんの「代役」として毎年実況を担当していたのである。
当時、リハは選手の代役をスタッフ(ディレクター・AD全員)が担当し
跳び箱を飛び、腕立て伏せをやり、バレーボールを触り…
全種目をやっていたのである。
当然、日頃の不摂生がたたり、跳び箱を飛ぶ前に転んで足を捻挫する者、
腕立て伏せでは腕に乳酸が溜まり、うつ伏せで転がる者、
自久走では走っている最中に真っ青になり…お弁当を吐いてしまう者…
小生は…全員分の資料を事前にリサーチしておき
私生活の暴露ネタ満載の実況をマイクでしゃべり倒し
100人を超える技術・美術・照明さんが
丸一日のリハを楽しく、爆笑して終えるられるよう
古舘さんになりきって実況をしていた(笑)
更に、たまたまリハを見に来ていた古舘さんが実況中の小生に
差し紙(実況に関するメモ)を入れて
更に面白くできるようにまでして下さり(笑)
小生の後ろで古舘さんが爆笑するような事もあった。
そして
「俺たちしゃべり手は、モニター画面を見て実況するだろ。
下手な実況をする人は実際に自分の目で見える画面の外の事まで
喋りたがるから、椅子から立ち上がって色々なモノを探してしまうんだ。
だから…視聴者には伝わらない。ディレクターが撮った画の中の事を
実況し、その画の中から想像される世界を喋るんだ。
INUIも座ってモニター見て実況してただろ。
俺たち喋り手はそうじゃなきゃいかん…」
「ありがとうございます…でも…すみません…
僕は喋り手ではなくディレクターですから…間違ってますよ。」
「そうか(爆笑)」
なんて事もあった。
リハが面白過ぎて、タレントさんや有名アスリートが出る本番よりも
面白くなってしまうのではないかと
技術・美術…全スタッフが心配する位だったのだ。
ただ実際は当時ケイン・コスギ君やラグビーの大畑選手、
陸上の室伏君が出演しており
毎回、想像だにしなかった感動の涙、奇跡のドラマがあり
リハなんかを軽く超越する事は当たり前だった。
勢いのある番組とはそういうモノだったのだろう。
小生達、当時のスタッフは殆ど辞めてしまい…
現在は…勢いが無くなってしまった。
さて、話を戻そう…
そのテレビ東京の照明さんは
「あのリハーサルが楽しみで楽しみで。
この世界卓球の総合演出さんがあのINUIさんだったんですね。
面白そうだ(笑)。現場でまた御一緒できて嬉しいですよ。」
「こちらこそ…よろしくお願いいたします。」
作家のKちゃんは古舘さんの事務所所属である。
勿論、小生がリハの実況をしていたのも知っている。
「なんでも…やっておくべきだね。テレ東にINUIさんの実況を
聞いた事がある人がいるなんて。」
そう…なんでもいいさ。
アウェーの小生に味方して下さる方が多い方がいいのだから。
ムダに思える労力だって…
10年後に…こうして出会う人が小生を覚えていて下さり
小生が知らなくても「仕事が楽しみだ」と言って下さるのだから。
今、天現寺 いつものCG界の価格破壊王コーラルレッドにて
CG打ち合わせ中です。
また戻って編集しまーす。
更新です。
先日のこと…
テレビ東京の喫煙所で作家のKちゃんと弊社のゴリラ副社長と一服中
知らない方に
「筋肉番付で実況をやってた方ですよね!」
と声をかけられた。
「は…?」
その日は「世界卓球2009 横浜」の総合打ち合わせが行われていた。
自国開催のため、テレビ東京がホスト局となり国内向けの放送と
国際映像を制作する。
午後から、横浜アリーナに行って映像を作る現場スタッフ150名に
小生が檄を飛ばす。
終わって、今度はテレビ東京スタジオで放送を送出するスタッフ150名に
再び檄を飛ばす。
都合6時間の総合打ち合わせが終わり…
外の喫煙所へ…
そして…
「筋肉番付で実況してた方ですよね!?」と声をかけられた。
「は?実況……アナウンサーではないです……」
その方は総合打ち合わせに出席していた照明さんらしい。
「いや…私、テレビ東京にいますけど、昔TBSでも仕事してまして…」
「あ、そうなんですか…」
「幕張メッセであった筋肉番付の収録によく行ってたんですよ」
「あ、跳び箱の…スポーツマンNo.1決定戦ですね。お世話になりました(笑)」
「はい(笑)そこで実況してましたよね。」
「あ~~、リハーサルの実況ですね(笑)」
「さっき…総合打ち合わせの時、
マイクから聞こえてきた声で、あの人だ!と分かったんです。」
「え~~!声で?」
そうなんである。
小生はその番組の演出だったのだが、収録の前日に行われるリハでは
古舘伊知朗さんの「代役」として毎年実況を担当していたのである。
当時、リハは選手の代役をスタッフ(ディレクター・AD全員)が担当し
跳び箱を飛び、腕立て伏せをやり、バレーボールを触り…
全種目をやっていたのである。
当然、日頃の不摂生がたたり、跳び箱を飛ぶ前に転んで足を捻挫する者、
腕立て伏せでは腕に乳酸が溜まり、うつ伏せで転がる者、
自久走では走っている最中に真っ青になり…お弁当を吐いてしまう者…
小生は…全員分の資料を事前にリサーチしておき
私生活の暴露ネタ満載の実況をマイクでしゃべり倒し
100人を超える技術・美術・照明さんが
丸一日のリハを楽しく、爆笑して終えるられるよう
古舘さんになりきって実況をしていた(笑)
更に、たまたまリハを見に来ていた古舘さんが実況中の小生に
差し紙(実況に関するメモ)を入れて
更に面白くできるようにまでして下さり(笑)
小生の後ろで古舘さんが爆笑するような事もあった。
そして
「俺たちしゃべり手は、モニター画面を見て実況するだろ。
下手な実況をする人は実際に自分の目で見える画面の外の事まで
喋りたがるから、椅子から立ち上がって色々なモノを探してしまうんだ。
だから…視聴者には伝わらない。ディレクターが撮った画の中の事を
実況し、その画の中から想像される世界を喋るんだ。
INUIも座ってモニター見て実況してただろ。
俺たち喋り手はそうじゃなきゃいかん…」
「ありがとうございます…でも…すみません…
僕は喋り手ではなくディレクターですから…間違ってますよ。」
「そうか(爆笑)」
なんて事もあった。
リハが面白過ぎて、タレントさんや有名アスリートが出る本番よりも
面白くなってしまうのではないかと
技術・美術…全スタッフが心配する位だったのだ。
ただ実際は当時ケイン・コスギ君やラグビーの大畑選手、
陸上の室伏君が出演しており
毎回、想像だにしなかった感動の涙、奇跡のドラマがあり
リハなんかを軽く超越する事は当たり前だった。
勢いのある番組とはそういうモノだったのだろう。
小生達、当時のスタッフは殆ど辞めてしまい…
現在は…勢いが無くなってしまった。
さて、話を戻そう…
そのテレビ東京の照明さんは
「あのリハーサルが楽しみで楽しみで。
この世界卓球の総合演出さんがあのINUIさんだったんですね。
面白そうだ(笑)。現場でまた御一緒できて嬉しいですよ。」
「こちらこそ…よろしくお願いいたします。」
作家のKちゃんは古舘さんの事務所所属である。
勿論、小生がリハの実況をしていたのも知っている。
「なんでも…やっておくべきだね。テレ東にINUIさんの実況を
聞いた事がある人がいるなんて。」
そう…なんでもいいさ。
アウェーの小生に味方して下さる方が多い方がいいのだから。
ムダに思える労力だって…
10年後に…こうして出会う人が小生を覚えていて下さり
小生が知らなくても「仕事が楽しみだ」と言って下さるのだから。
今、天現寺 いつものCG界の価格破壊王コーラルレッドにて
CG打ち合わせ中です。
また戻って編集しまーす。