本日は朝から打ち合せでした。


あらためて病気で入院とは大きいものだと

実感します。

総合演出なんていう肩書きの人は

長期入院などしてはいけませんね。

ある程度強い決定権を持っているのですから

当たり前なのですが。




以前、同じ肩書きの演出家と話したのですが

番組ひとつにおいて、大小問わず

演出家が決めるべき事というのは何万個単位になると思います。



番組のタイトルから出演タレントの顔触れ、

編集作業、CG・テロップ(字幕)表記の原稿、色…

リハーサル時、本番時に様々な方からされる質問に対する指示…

どんなに優柔不断なディレクターだったとて、

決定を迫られます。





すると…

プライベートに於いて

「何も決めたくない症候群」になります。




すると………

ダメ人間に成り下がります。


元々ダメ人間なのですが…


さらにダメになります

しかもその決定自体、正解かどうか怪しいもんです



だっていわゆる『第六感』ですから。


ただ、『第六感』とは今までの経験全てから

「失敗しない選択肢」または「こっちじゃないか…」を

瞬時の閃きのように感じるだけのものらしいので

本来の「発想」だったりとは違うのです。

「ムシの知らせ」とかに近いものなのでしょう。


そう考えるなら、そりゃ経験値が高い人の第六感が正解に近い…と思う。


しかし人それぞれに失敗、成功のパターンがあり

その経験値の中身自体も違う。



すると…

やはり自身が体験した経験以外から来る「第六感」とは

「それ」に近い過去の経験のからのものであり…


だとすると、その選択は間違っている可能性大となる。

経験に勝るものではないですからね。




午後、東京湾のロケハン。


またある事を第六感で決めた。


その選択にスタッフは「??意外だ」という顔をしていたが

説明をすると笑って…納得…したように見えた。



赤坂に戻ってDOORS美術会議。


現状での問題は山積している。


また無理難題を小生が言い出しているからだ。


美術チーム、技術チームは「また始まった…」と笑っている



実際、今回のDOORSはかなり物議を醸すだろう。


『冒険』だからだ。


大失敗も有り得る。


望んで冒険に出た訳ではないが…


ある種のジレンマと物理的な理由から冒険に出てみようと決めた。




2005年、初めてDOORSをやった時も、

完全に討ち死に覚悟の冒険だった。


失敗したら小生一人が腹を切った位では全く足りない程の責任…



今年で4回目のテレビ東京、世界卓球2009も同じ。


数億円分の金を使う番組のやりかたを決めていく。


この冒険、実にバカげているのだが…



最後は小生の「第六感」で決まっていくのだ。


失敗が怖くないか…?

怖いですよ。


できれば…

もう少しスケールが小さくて…

責任も軽くて…

楽な番組の方がいいですもん。


きっとやりたい人もたくさんいるのですから

今、やれる自分を光栄に思うべきです。


そう思って自分のキャパ以上の事を必死でやるのです。

誰よりも失敗にビビリながら。


おい!

頼むぞ!


「オレの第六感!」