ちょっと間が空いてしまいました…

今月は新年早々色々あってなかなか更新できませんが…

再来週あたりには少し報告できると思います。


さて、ここのところ考え事をする時間もあり…

また、才能ある方々と年末から仕事で話す機会も多かった為

少し、書いてみます。

我々は「テレビのディレクター」という商売を生業にしているわけですが

小生のように所謂「フリーランス」で

局に出入りしているディレクターは大勢居ます。

中でも優秀で「天才」の名を欲しいままという方々もいらっしゃいます。

そういう方々は「自分の演出論」という確固たるモノをお持ちで

「〇〇さんっぽい番組だなぁ~」と見る人が見れば判るほどです。

そういう方は当然プレッシャーも半端じゃなく大変です。


ただ…

悲しいかな視聴率と演出論はなかなか相容れないものなのです。

凄い演出家と仕事をすると

その下にいる若いディレクターは「侵され」ます。

「犯される」と言っても過言ではありません。

圧倒的な演出論で局サイドやプロデューサーまでをも煙に撒き

「やっぱりスゴイ!」と神格化され

視聴率を獲る事よりも自分の信じた演出をやりたいだけやり

それが「カッコいい!!」とファンまで作っていきます。

そうやって「DNA」を埋め込まれた若いディレクターが増殖します。


小生も以前犯された事があるのですが…

DNAは埋め込まれませんでした。


小生は…視聴率が大事だからです。


ある種…カッコ悪いんですよ(笑)


局サイドの要望、プロデューサーの要望、タレント事務所からの

政治的な要望…それをアレコレ聞いて右往左往します。

結局、なんだかよく分からん放送になったりします…


だから…カッコ悪いんですよ(笑)


人生もそんなもんじゃないですか…?

右往左往の連続です。


絶対に譲れないモノだけは残して…あとは「仕方ない」です。


天才と呼ばれる人のプレッシャーに比べたら

カッコ悪いのはヨシとしましょう。


小生が無い知恵絞って考え続けるのは…

カッコ良い演出論では無く…

どうやったら見てもらえるか…です。

右往左往しながら調整して

なんとか見栄えを良くする方法を探すのが

小生の仕事のやり方です。


さて尊敬する超大物放送作家の I さんから

春のスペシャル番組について色々とお知恵を拝借しました。

さすが「見た目オバちゃん」だけど大物です。


大晦日の仕事をした天才SディレクターのVTRには

色々な事を考えさせられ、自分の感性を問う機会を得た。


現在、小生の体調の問題もあるので

その問題が解決したら

ガンガン働きます(笑)