2008年 9月21日 日曜日

4回目のDOORSが今日放送。

今、その編集を終えようとしている。

4年前借金をして会社を起こし、仕事を探して奔走し…

突然の秋の雨に打たれながら、ビニール傘を買う金も無く…

家路をびしょぬれになりながら歩いた夜を思うと…

現在の状況はなんと恵まれている事だろう。


編集室ではFOLCOM.のディレクター・ADが何日も風呂に入れず

ぞうきんのような状態ながら、DOORSを編集しながら笑って仕事をしている。

TBSのゴールデンタイムで4時間の特番を作らせてもらえる…

素晴らしいじゃないか。


この世にテレビのディレクター・制作会社は星の数ほど…

その一握りの人間だけが1・3.4.6.8.10.12という

在京テレビ局でゴールデンタイムの放送を担う。

1週間に7回しかないゴールデンタイム。

それを自分達が作る機会を得られている事に感謝せねばなるまい。


人生は自分で切り拓くものだとするなら

あまりにもシンドイ事ばかりだ。

正直、会社を作ってからは失敗の連続で…

小生を信じて集まってくれた社員の皆には申し訳ないと思っている。


そして、文句ひとつ言わずシンドイ事を

前向きに頑張ってくれている気持ちにあらためて感謝の言葉を述べたい。

「ありがとう。」


このシリーズをどれくらいの方々が読んで下さったのか分かりませんが

拙い文章を我慢してお付き合い頂いた事を感謝いたします。


皆さんの会社はどうですか?

社員の皆さんは頑張っていますか?

社長さんは素敵な人ですか?

どんな会社であれ、働く方々が支えています。

皆さんのモチベーションは高いですか?

少なくとも…弊社の人間はモチベーションの高さだけが自慢です。


そして、社長である小生は社の誰よりも働きます。

もし、引退する日が来て…会長職なんぞになって…

ブラブラしながらそれでも役員手当を貰って…

若い社員から

「あいつ何もしねぇのに金を持っていきやがる!」と言われた時

今の社員が

「仕方ねぇだろ!

 あのオッサンは今まで死ぬほど働いたんだから!ブツブツ言うな!」

と言ってくれる事を祈って(笑)


小生はこのシリーズに書いてきたように

素晴らしい仲間と仕事相手に支えられている。


人の生きて来た価値とは…

死んだ時…損得抜きで大勢が葬儀に集まってくれる事ではないかと思う。

金では無く心の繋がりで仕事をするように心掛けているのは

この「死生観」に因るところが大きい。


金儲けを悪いとは言わない。

でも後ろ指を指されてまで儲けたくないんだ。

数年前まで…後ろ指を指されている人と長く一緒に仕事をしていたから。

そこを辞めて…


貧乏会社を作った。



その会社は世の中に色々な企画と

人材と…新しいコンテンツを世の中に

「放りこむ」ために2004年8月13日

「FOLCOM.(フォルコム)」を名乗り誕生した。


いつまでこの会社が持つのか分からないけど

今、できる事を精一杯やって

失敗を繰り返しながら

楽しく…ツラく…ボロ雑巾のようになりながら

這い上がって行きたいと思う。


今夜、我々の作品「DOORS2008」が放送される。

是非、皆さん楽しんで見て下さい。

ありがとうございました。



そして…これからテレビを作ってみたいという若い人達へ

もし我々に興味があるなら

FOLCOM.はいつでも連絡を待っています。

皆さんの周りに「テレビを作ってみたい」という御友人がいるなら

御紹介下さいませ。

嘘・偽りなくこういう会社です。

但し!給料は安いですよ(笑)


有限会社 FOLCOM.代表取締役 乾 雅人