明日は放送作家養成講座の講師…

というわけで、小生の講義を受ける生徒さんに課題を出しておいた。

昨夜が締切。



講義の内容は「ゲームアトラクション番組における企画の作り方」…みたいな感じ



放送作家になった日から台本を書くわけではない

クイズネタの提出・コーナー企画案・リサーチ・ゲームアイデア作成…

全部とは言わないが、概ねこういう下積みを経験して構成作家になる。


さて、課題は「DOORSの新アトラクション企画」だ

皆、よく考えてある…小生も丁寧に添削


イラスト付きの綺麗なゲームプランが目に付いた。

そこには…

アイデア①「〇〇〇〇」

アイデア②「〇〇〇〇」

アイデア③「〇〇〇〇〇」

アイデア④「〇〇〇〇〇〇」…………とある


………?

これらは現在も某局にて放送されている

アトラクション番組「〇〇〇〇〇〇」のアトラクションだ!

小生はかつての「〇〇〇〇〇〇」演出である

上記のアイデアは小生が作ったアトラクションである…


………まんまパクリである。

ご丁寧に添付の図解イラストは弊社Hディレクターが当時描いて台本に載せたもの…

………どっかからコピって貼り付けたモノ

課題を提出してくれた…仮にA君としよう

「なんなんすか!?」

小生が「〇〇〇〇〇〇」の演出だったのを知らないのは仕方ないでしょう

まんまパクッて

図解コピって

アトラクション名はまんまで

どこに君のアイデアがあるとですかぁ!

どぎゃんもこぎゃんも無かとですよ!!



この企画案をよりによって小生に提出したのは浅薄です

運がありません…

小生はこの講座の「特別講師」ですから1度きりの講義です

会うのは最初で最後でしょう


天才は別として、誰しも最初からいいアイデアを思いつく訳ではありません

でもできるだけ姿勢は正しくやりましょう


まだスタートラインに着く前ですから…

100m走って負けたとしても、走る前はせめて自分の力を信じましょうや



明日の講義で小生はバカなフリをしておきましょう

走る前に負けた事を、自分が一番知っているはずですから…


この一件で小生はやはり「神」は見ているんだと…確信しました。