吉田うどん
最近何故かうどんを食べることが多い。
所謂讃岐うどんで、冷やしの麺に柚とおろしと醤油を掛けてシンプルに ・・・・・ とか
素うどんに好きな天ぷらをトッピングして、キノコご飯などと一緒に ・・・・・ であるとか。
週に4回位食ってると関西人であることを嫌でも自覚してしまうのです。
うどんの効用もあります。
夜飯が遅くなることも多く、今までだと10時とか11時にコッテリ肉とか食ってしまい
朝になっても消化し切れていない様なゲップが出る有様な事が多かった。
それがうどんとなると、あまり食い過ぎることもないし消化がよいのか?
朝にはちゃんと食欲が芽生え、ケーキ等パクパクと食べたり ・・・・ 良いのか悪いのか?
と言う訳で、
うどんというキーワードを足がかりに、今まで2回しか食べたことがない吉田うどんを食いに行くことに。
それは、たった2回食べた2回とも良い印象を持たなかったものだから、
本当に自分とは合わないのか? 確かめたかったからでもあるものです。
道志道の駅10周年
自転車で道志道を通って富士山が見えるところに行くなんて素敵!
なんて思っていたモノだけれど、何度か走ればいろいろ文句を垂れ出す。
車は多いし、たまに横を通り過ぎる2ストロークの白煙撒き散らしのバイクなんぞが走ると最悪である。
白煙って細かいオイルが飛散したものであって、
ハーハーしているところに、それを肺に吸い込む事を強いられるとは、これ如何に?
こんな公害撒き散らしの2ストロークエンジンってのも排除の方向で検討していただきたいものである。
そう言えば、この道の駅が工事中であった頃もドライブでこの道をよく通っていた。
10年後オッサンになってここを自転車で走ってるなどと考えもしなかったわけで、
あれから10年か~・・・・とちょっと遠い目になりました。。。
紅葉はじめ
道志トンネル入り口では紅葉が始まってました。
去年より間違いなく早く、寒いの好きのわたくしにとってはありがたいことこの上ない。
とは言っても、ここでバンダナの汗を絞りまくったんですけれども ・・・・ どないやねん俺の体
花の都公園
山中湖畔を走りきり富士吉田方面へ
途中、忍野八海方向に右折すると花の都公園なるお花畑がありました。
なんか、ドライフラワーみたいな花でしたよ。
これなら黄金に輝く稲穂の方が良いかもしれませんです。
が、
後で調べると、お天気が調子よろしければこんな素晴らしい景色 (←クリック)も見られるそうなんで侮れません。
四季折々様々な花が植えられているようですので、この辺りに来た祭には外せなくなりそうです。
渡辺うどん
【美味しんぼ】の80巻に登場した店。
吉田うどんが自分的には好みではないとのイメージを払拭するには美味しんぼ為る権威まで動員します。
まあ、払拭しなければならない理由はないのですけれども。
凄く分かりにくい場所ですが、車やバイクで来ている人たち多数。
靴を脱いで上がり込む座敷は相席オンパレードです。
かなり混んでいますが回転はよいので随時9割満席という感じ。
肉玉うどん
厨房に面したカウンターで注文を言って席に着きます。
注文を受けたおばちゃんが凄くて、何を注文した客がどのテーブルに座っているか把握してるのですよ。
席に着くや否やテーブルが拭かれ水が運ばれてきます。
そして1~2分後にはうどんが目の前に。
以前食べたことがある吉田うどんと名のついたうどんの中でも最太
凄いコシとしなやか為らざる麺は、口に持っていく最中、そして口の中でも特異な麺捌きを要求してきます。
吉田うどんの特徴の一つである茹でキャベツの他には
馬肉の佃煮のような煮たもの、お揚げさん、わかめ等が乗っていて、汁はあっさり。
そこに好みで唐辛子、味噌、ごま油を練った 『摺種』 なる調味料を入れ独特のコクを出して戴きます。
こういうゴチャゴチャしたうどんはあまり得意ではないのですが、
殆どの人がこれを注文しているのでこれにしてしまいました。
でも、見た目のゴチャゴチャ加減とは相反して食べてみるとすべての具が渾然一体となり、
さすが美味しんぼで紹介された店!となるのかと思いましたが ・・・・
興味ある方は行って食べてみてくださいな。
二十曲峠
ちょうどうどん屋に行く手前にこのような看板がわたくしを魅了いたしました。
聞いたことがなかったのだけれど、なんとも魅力的な名前の峠?
うどんを食って腹ごなしと、すぐ近くまでドエ松が来ているとのことでこの魅力的な名前の峠に登って時間調整。
木漏れ日
二十曲峠 ・・・・
まず20と言う数字がついているだけで、ただ20回曲がっているだけじゃなく20%位の坂が登場するのか?
とか、ネタの宝庫のような峠を連想してしまうのですが、実際はまったく優しい。
斜度も5~8%と言うところだろうか?木漏れ日心地よい山道。
しかも、本格的に山に入る地点から峠までたった2㌔あまり。
曇りがちで富士山の姿はまったく諦めていたのですが、
峠近くよりチラホラと富士山頂が見えて来て木々の鬱蒼とした感じがなくなり明るくなってきます。
二十曲峠
峠に着くと富士の頭が少しだけ見えました。
富士の稜線は左右に広がり、その手前に石割山から降りてくる稜線が見えます。
富士山大好きなわたくしは、即座にここは相当な富士山絶景スポットだと感じました。
実際、この峠には車が何台か止められる程のスペースがあって
車三台、三脚が多数が置かれ、その後の車辺りでは何人かが大根を切ったり煮炊きをされています。
話しを聞くと、ここで寝泊まりして富士山の絶景を狙っているとか!
『富士山は早朝と夕方しか良い姿を見せてくれない』 なんておっしゃいまして、
『そうだ!ソウダ!』 と、すっかり盛り上がってしまいましたよ。
カレ吉
ドエ松さんが追いついて来まして合流。
更に吉田うどん道を深める為に、二度目の昼食に邁進します。
どう見てもイマイチそうに見えるチェーン店ぽい店構えと名前なんだけどそんなことありませぬ。
こちらはスープカレーが自慢の吉田うどん屋。
吉田うどんの王道的店の後は、こういう変わり種も入れておきたいん。
チャーシューカレーうどん
店には沢山のスパイスが並べてあって本格的っぽい。
カレーうどんを食うと必ず服に飛び散り飛沫がついてしまう ・・・・・ とお嘆きの貴兄にも
首からかける紙ナプキンが用意されていてそういう面でもちゃんとしてるんですよ。
うどんが運ばれてきた。
上には吉田うどんの特徴であるキャベツが乗っかっているが、こちらは千切り生キャベツ。
20種類ものスパイスが使われているというこだわりスープカレーを使ったうどんは、
辛みは抑えてあって、自分で香辛料で調節するスタイルである。
そりゃそうなんだよ。
うどんというものはズルズルすするわけで、
すする時に辛いカレー成分が喉の敏感なところについたら咽せて咳き込んでえらいことになる。
と言う訳で、辛さは自分で調節するとは考えられてるし、スープカレーとしても結構旨い。
そして、
うどんを完食した後は残った汁にご飯を入れて二度楽しむ ・・・・・ これが良い。
スープカレー本場の大泉洋が来てたよ。w
今までたった4店舗でしか吉田うどんを食したことがないのだけれども、
そのすべてにおいて共通していたのは、ほうとう同様のちょっとクセある小麦粉臭と強烈な麺の腰ですな。
4店すべてがそうであったと言うことは、偶々そうであったと言うことではなかろう。
コシと言う表現が正しいか? コレ角材?(kni談) と思うほどの堅い麺。
なんだか麺がスムーズにツルツルと口に入って行かないモソモソ感。
ほうとうなら、煮込んで柔らかいしツルツルと食う意識がないから具と一緒に炭水化物を食らう感じで逝けるが、
うどんって意識が働くとどうしてもツルツルって吸い込みたくなる。
でも麺にしなやかさがなく、当に角材を吸い込む感覚。
先程の店よりは麺はずっと細いんだけれども ・・・・ 口に入る時、そして口の中で独特の麺捌きを要求される。
吉田という奴は今のところ私とはあまり相性がよろしくないようでした ・・・・・
と言うか、
うどんにキャベツという組み合わせも含め吉田さんと仲良くなるには食習慣化に近い慣れが必要か? w
お富士
店から出ると、朝から隠れていたお富士が綺麗な稜線を見せてくれていました。
お富士も姿を現してくれたし、吉田うどんと膝をつき合わせられたわけであるし晴れやかである。
茹で栗
帰りは都留からマイナーな道を辿って雛鶴峠経由で帰ってきたのだけれど道には栗が沢山落ちておりました。
私はいろんなクリが好きでして、このクリもあのクリに負けない位可愛い。
ジャージの後ポッケに数個詰め込み、帰って早速茹でて食べましたよ。
秋の味覚ですね。
Many thanks to Mss.ドエ松
今日もありがとう












