和田峠は桜満開

 

 

 

和田峠は都心からもそれ程離れてるという事も無し、特に標高が高いと言う事もなし

 

その和田峠で4月29日時点で桜が満開というのは、ほぼ札幌と同じ。 

 
なんと八ヶ岳の麓よりも遅い。  これにはチョット驚いた。

   

もう何週連続で桜を見る事が出来ている事だろうか ・・・・ 有難い事この上なし。 

 

 

 

 

 

 

  

4月の3週連続のヒルクラ参戦の感想 ・・・・ エライ練習になったな~ ・・・・ です。

 

自分が嫌いな言葉の一つに 『練習』 がある。

 

もちろんそれに 『朝』 とか 『山』 とかくっついた 『朝練』 『山練』 とかも・・・。 

 

『練習』 と言うだけで厳しく辛いニュアンスが出て来るのが頂けない。

 

 

 

 

これは気持ち的な話に過ぎないんだけれど、ここは前向きになるか後ろ向きになるかのワレメ。

 

自転車を仕事としているならば、それは甘んじて受け入れられるだろうか・・・。

 

または、仕事じゃなくても表彰台に絡む位のレベルなら練習ってのも受け入れられるだろう。

 

でも、残念ながらそのどちらのレベルでもない。

 

なので 『練習=辛いイメージ』 が目的で自転車に乗るってのは無いです。

 

 

 

 

たまのTTやレースはハイテンション的お祭りモードで。

 

それ以外の時はよい景色があれば写真をパシャパシャ、お腹が空けばお口をモグモグ。

 

実際、山を走っても5km以上連続して降りずに登る事なんて無いんじゃないかしら。

 

だからそれ以上の距離のヒルクラレースって実際のところいつもぶっつけ本番。(笑)

 

そんなスタンスでもレースに出れば意外や意外。 徐々に結果はよくなって来るモンだ。

 

 

 

  

それが、三週連続で25km、12km、16kmと負荷を掛けて登ってきたならば ・・・・ これは立派な練習ダ@  


こんな事今までした事無い。  しかもほぼ徹夜ドライブ明け状態で登ったりもしたんですから。 

 

それで、身についてなかったら悲しすぎる! タイムが上がらなかったら嘘だ! 

 

そんな根拠もない自信が、自分を和田峠に向けさせた。  (前振り長すぎ。)

  

 

 

 

実際は、長いヒルクラを三週連続でして、『和田なんて3kmチョットなんだから楽なモノでしょ。』 

 

と、思える内に行っておきたかったんです。(笑)

 

  

  

 

 

 

多摩御陵のツツジ


 

 

和田峠に向かうときはもっぱら陣馬街道一本で行くのだけれど、

 

ちょっと負荷を掛けてドキドキさせておくか ・・・・ と多摩御陵、多磨霊園の坂を入れながら陣馬街道へ。

 

と思ったが、ドキドキさせておくつもりがツツジが咲き誇っていれば止まって写真をパシャパシャ。

 

結局サイクリングになってしまうであります。
 

 

 

 

 

 

バス停前

 

 

 

バス停前のトイレは随分綺麗になっていた。

 

以前のように放尿中のチ○ポに蝿が止まるという事が無くなっていた。 八王子市万歳。

 

  

 

 

偶に来る自転車乗りが、次々とTake Offしていく。

 

途中で抜かれるというのは気分的に萎えるので、人が居なくなった時を見計らおう。

 

それだけじゃない。

 

バス停からは盛大に登山客が降りてくる。

 

そんな登山客にいく手を阻まれてのタイムロスも避けなくてはならない。

 

何と言っても、今日はタイムアップしか許されないお日柄なのだ。

 

 

 

 

そんな瞬間がついに訪れた。

 

宿り木をしていた廃墟の柱からスルリと出ていく。

 


 

 

3.2kmだと思うとそれだけで気分が楽。

 

特に和田のように根性系の登りでは気持ちって大きいんじゃ?

 

最初の傾斜が緩い区間でかっ飛ばしすぎてもろくな事がなさそうなのでセーブしていく。

 

残り2.5kmの看板から傾斜がグンッときつくなって早速 34x21 ~ 34x24 を多用。

 

 

 

 

いつものようにハーハーゼイゼイ。 

 

また、体中の穴という穴からお汁が吹き出す。 キャー

 

トップチューブはベタベタ。  『チタンでよかった。おかあさんありがとう。』 

 

 

 

 

オールシッティング、偶に乳酸流しでちょっと立ち漕ぎ。

 

途中斜角20%位ありそうな場所では当然ファイナルローだが、後輪が伝えるトルクも大きくなって

 

前傾を深めないと前輪がスクッと浮き上がる。 

 

なんとか早く終わる事だけを考え漕ぎに専念。

 

 


 

でも、まだ4回目だとコースもうろ覚え。

 

下から2.8km位。  『後400mだからそろそろスパート!』 とペースを上げる。

 

心拍の鼓動がドキドキと聞こえてくる。 ハートレートなんぞ無くても数えられる程。

 

『コーナーを曲がれば、赤い茶屋の屋根がーー!』  見えない。。。

 

『アレっ?』 というか、次また右カーブってどういう事?

 

また、騙された~!  誰に>?   何で?3.2kmと思いこんでたのだろうか?  

 

いつも通り生命の危険を感じながら藻搔き苦しんでいたら茶屋の赤い屋根ガ見えてきた。

  

 

  

 

 

 

桜と赤い屋根

 

 

 

最高のお出迎え。

 

お馴染みの赤い屋根の手前には桜が満開であった。

 

あのゲートのところに桜があった事さえ知らなかったし、桜なんて期待すらして無くて嬉しいかぎり。
 
 

 

 

 

 

18分29秒 

 

 

 

メーターは18分29秒を掲示していた。

 

やっとここまで来たよ。 

 

やはりヒルクラ3連戦効果 負荷をかけて漕いでいたら力が付くのだろうか?

 

11月から45秒程のタイムアップが叶えられた。  

 

 

 

 

体重が減ってる訳でもないのにタイムアップという事は純粋にパフォーマンスアップ。

 

普段の食い走り上等からしたら願ってもみないタイム。 

 

自分を褒めたい。  誰も褒めてくれないから自分で褒める。  止められても褒める。 

 

一年前の3月は足を付いて泣きながら登って23分だったのだから。(笑)

 

 

 

 

ケンちゃんは16分25秒だとか言ってたな・・・

 

3.5kmで2分も離されたら富士で13分離されて当然か ・・・ と妙に納得したり。。。

 

 

 

 

16分台は無理としても色気を出せば17分台はそのうち逝ける気がしてきた。

 

しかし、鼻毛を出しながらダラダラ走っているだけでタイムアップはそろそろ壁にぶち当たるところであろう。

 

かと言って、練習を目的に走るようになってる自分は想像できない。

 

 

 

 

レースがそれまさに負荷練習の場にもなりえるならWELCOMEなのだけれど、

 

レースを練習の場として出場しまくりは金が掛かりすぎてではないか!

 

でも、食い走り、山走り中ある短区間限定TTなら自分的やる気とも折り合いが付けられそうナ気がする。

 

今度からは鼻毛だしサイクリング中にチョロッと必死区間を設けてみたりみなかったり。 (不明)

 

  



 

 

鯉のぼり

 

 

 

和田峠TTがメインイベントだったのですっかり一仕事終えた男的余裕で藤野側に下りてきます。

 

残念ながら春霞で富士山は見えず。 

 

先々週八ヶ岳の麓でも同じような鯉のぼりを見たけれど、このスタイル流行ってるのかね?>

 

 
 
 

 

 

牡丹桜

 

 

  

和田峠から降りてくると藤野方面ではなく棡原方面へ向かう。

  

下界は暖かくて、時期的には染井吉野などよりあとに咲く牡丹桜が満開である。

 

 

 

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さて甲武トンネル方面、小菅方面、上野原方面の分岐である棡原まで降りてきた。 

 

このとき午前10時40分。

 

実は昼の1時に東青梅でin Shockの面々と待ち合わせをしていて 

 

当初は甲武トンネルから素直に待ち合わせ場所に向かう心づもりでいたのだけれど、

 

ここで邪心が働いてしまう。。。

  

 

 

 

『このまま甲武トンネルで行ったら時間が余ってしまうな~・・・』

 

『そう言えば小菅方面に抜ける途中の鶴峠って行ったみたかったし・・・・』

 

『只、道は分かるとしても距離がどれ程か?全くワカランし小菅村まで行って時間に間に合うのか?』

 

 

 

 

こんな自問を繰り返しながらも、知らない峠を走りたい願望により小菅村方面へ梶をとってしまった。

 

 
 

 

 

 

あんパン摂取

 

 

 

朝は朝バナナをチューチューしただけだったので腹が減った。

 

食い物を売る店はないんじゃないか?とコーラなどを補給してたがさすがに腹持ちが悪くてダメ。

 

鶴峠を走った方のブログによると、飲み物の補給に困った様な記述があったような記憶があったので

 

鶴峠に向かう県道18号沿いに店を見つけてホッとした。

 

取りあえずあんパンをがっつき落ち着いた。

 

しかし、小菅までの距離数が分からずもう一個あんパンとお茶を買ってハンドルにビニール袋を下げて走る。
 

 

 

  

 

 

愛すべき日本の山村風景

 

 

 

奥多摩の山々そして、甲州街道側の山々に挟まれた川沿いの集落。


山の斜面は家々がへばり付き常緑樹の深緑、新緑の黄緑に塗り分けられパッチワークのよう。

 

なんとも美しくてそして何か懐かしいような雰囲気がある。

 

 


 

 

 

蕎麦屋

 

 

 

『補給に困るという記述があった・・・・様な記憶』 とは裏腹に自販機もそこかしこにあるし、

 

豆腐工房や蕎麦屋もある。 

 

『なんだよQ!なんだよ~!補給なんて困らねえじゃねーかよ~』 とブツブツ

 

依然自分はハンドルに飲み物とあんパンをいれたビニール袋を下げたまま。。。。
 
 

 

 

 

 

11時20分

 

 

  

実はこの時計の近くだったかと思うけれど一カ所青看板があって小菅17kmとあった。

 

山の中を平均17kmで走っても小菅まで1時間じゃどう考えても東青梅1時は無理だと落胆していた。

 

かといって電話は圏外だし連絡の取りようも無く、小菅方面に来たのは間違いだったと後悔しきりであった。 
   

 

 
   

 

 

小菅村

 

 

 

17kmも走らずして小菅村に入った。

 

青看板の小菅村というのは村役場までの距離だったのだろうか?

 

しかし、『村役場』 とか 『原始村』 とか書いているけれどそこまでの距離が書いてないのがイタイ。
 


 

 

小菅村の小学校から12時のチャイムが聞こえた。。。

 

しかしここでも電話は圏外・・・トホホダヨ

 
 

 

  

  

  

鶴峠はバス停です。。。

 

  

 

ビニール下げたまま登りましチョ~。 

   

小菅村と思われる場所辺りから登りが始まって鶴峠は意外とすぐでした。

 

そして、噂通りそこにはバス停があるのみでした。

 

 

 

 

鶴峠って風張峠並の峠かと思っていたらそうじゃないんですね。

 

この県道18号自体川に沿った道だから傾斜も緩めで、ずっとアップダウンの穏やかな道。

 

その最後の峠(らしきモノ)を鶴峠と名付けました。 って感じでしょうか。

 

峠は地味ですが、逆方向の国139号線への傾斜は急な九十九折り。

 

逆から登ると結構しんどそうかな。

 

 

 

 

イヤ、でも、ここの道沿いにはイイ感じの蕎麦屋が点在していて時間があったら

 

この雰囲気のいい道を走りながらそば食いつなぎでもしてみたい。 

 

というか絶対する。

 
 

 

 

 

 

手作りチャーシューまんじゅう!!

 

 


原始村からサクッと国139号にショートカットしてみたら目の前にご覧の看板。

  

【手作りチャーシューまんじゅう】 !!!!!

 

O--! ちょっと食っても2~3分位だからマアエエカと吸い込まれる。

 

 

 

オレ      : 『チャーシューまんじゅうください!』
 

おばさん   : 『チャーシューじゃなくてチャーちゃんまんじゅうネ』

 

オレ      : 『エッ!?』 

 

 

 

看板を見返してみたら 【手作りチャーちゃんまんじゅう】 でした。。。。

 

【チャーちゃん】 【チャーシュー】 に見えるほど腹が減っていたという事です。(笑)

 

お好みなまんじゅうが無く、『お騒がせしました~』 と店を後にして東方へひた走る。 


 

   

 

このとき12時半。  東青梅1時なんて絶対無理。 

 

でも、電話は圏外。  連絡とれんし、ハーどうしよ。  腹もメチャメチャ減ってるし。。。

 

 

 
 

 

 

やっと東京都

 

 

 

でもまだまだ。 東京都は意外と広いとです。

 

基本ここからは下りなのですが、向かい風で意外とスピードが乗らない・・・・


結局ここから奥多摩駅まで約15kmもあった。

 

約束時間の1時にジャストに奥多摩駅前。  やっと電話が繋がった。 ヤター。 

 

『モシモシ、 まだ奥多摩駅です・・・ 先にタベテ』 と言い残しまた東方へひた走る。

  

  

  

 

 

 

根岸屋
 

 

 

奥多摩から東青梅ってのも15km位かと思っていたら25km位あんのね。

 

あんパンは一個残っていたが、カレーうどんが待ってると思うとそれも食わず。 

 

朝バナナ、コーラ、あんパン一個 ではさすがにヘロヘロ。 

 

ホント倒れ込みそうになりながら根岸屋に到着。

  

 

 

 

到着してみたら皆さんすっかり食べ終わって談笑中。 ご迷惑をおかけしました。

 
 
 
 

 


キノコカレーうどん

 

 

 

うどん屋ですが 「当店の名物はカレーうどんです」 の表示もありキノコカレーうどん大盛り(850円)を。 

 

腹減ってるのに 『熱過ぎてクエねーよ!』  

 

そして、汁の粘度が高すぎて麺が上手く引っ張り出せない! 『オーイイ!』

 

 

 

 

うーん。 そば、うどん屋のカレーというと出汁が効いてて・・・と言うイメージだけどそうでもない。

 

ちょっとこのドロドロ加減は小麦粉入れすぎじゃない!!!

 

麺はこの粘度の汁にしては切れて汁がピシャッっと服に付くという事もなくしっかりしてそう。

 

カレー付麺の方がより麺を楽しめたか?

 

見たまんまのカレーうどんだった。

 

 
 
 

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食事が終わったならばケーキだよ。 

 

wheelsさんゐお見送り後5人でケーキを食しに行く。

 

場所は先日発見、すっかりお気に入りリストに入れてしまった お菓子工房 【伸】

 
 

 

  

 

 

4コ食す

 

 

 

へたばり具合からしても超カロリーショート。

 

カロリー補給の為にも4個を食す。

 

 

 

 

今回もすべてレベルの高い一品揃い。


チーズスフレ、タルトフレーズといった定番もキッチリ。 

 

左上のプラリネのケーキもムースとジョコンド?が絶妙にマッチしとるんや~。

 

チョコモノのムースも軽くて味も上品で旨かった。   この店やっぱりイイヨ~
 

 
 

 

 
 

オヤジ5人で13個のケーキ
 

  

 

ケーキを囲むオヤジ達ってのもなかなか風情がある。

 

アミノバイタルプロも戴いておく。

 

旨い旨いで締めくくるとその日が幸せ。



ヒャ0-疲れた。 皆さんご迷惑をおかけしました。 そして、ありがとう。



今日もありがとう


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うどん 【根岸屋】

住所:東京都 青梅市勝沼1-40-4

電話:042-822-3083

時間:11:00 - 20:00

休み:日曜日祝

 

お菓子工房 【伸】

住所:東京都東大和市立野2-9-16

電話:042-590-0666

時間:9:00~20:00

休み:毎週水曜日、祝祭日は営業