トランク 20年モノ
夏休みにホノルルセンチューリーライドに出る予定がポシャッテ今年中に夏休み?をとらなければならない。
久しぶりに長年愛用の旅行用トランクを引っ張り出した。
そして、久しぶりに見るトランクにウットリする。
長きにわたり共に旅して傷だらけ凹みだらけだけどなんかイイ。
貫禄というか箔が付いた君。 (自画自賛)
前々から感じていた事なんですが、
金属製のトランクって使い込んで汚くって凹んでいてもそれなりに味わいが出てくる。
20年間現役ってのも大したモンだけど、こんなになってもまだ使いたいと思わせる雰囲気がある。
樹脂製のトランクでも20年くらいは保つでしょうけどこんな感じの箔が付かないんじゃ?
周りに樹脂製のトランクを見ても,、古くなると色褪せ、汚れて、ただ汚くなるだけ ・・・・
樹脂って年輪を重ねて出てくるような味わいも素っ気もないんですよね。
あれじゃあ愛着なんて湧かないよな~
まあ、使えたら使う人もいるんでしょうけどあまり見ない様な・・・。
話は変わって自転車だけど、自転車もそうなんじゃ?・・・・ なんて感じる。
チタンマシンが好きで乗っているけれど、凄い愛着を感じるの。。。
試しに去年買ったカーボンのBMCはよく乗ってるけどなんだか不思議なくらい愛着が湧かない・・・
クラッシュして壊れてもすぐに新しいの買っちゃおう! と思える自分が想像できる。
チタンだったら ・・・ きっと寝込んじゃうかも 。。。。 なんて思う。
愛着が湧かないからこそガシガシ気にせず使えるという良い側面もあるのですが・・・
でも、なんなんだろう? この差は?
トランクを引っ張り出してきてこれって素材による差からくるモノのような気がしてきた・・・・
こういう感覚って、自分固有のモノなのかな~?
有史以来金属を手なずけてきた人間のDNAにすり込まれてきた感覚の様な気がするんだけれど・・・
(チタンやアルミの歴史は浅いという突っ込みは無しの方向で・・・)
樹脂で固めたカ-ボンバイクは進化のサイクルも早く、旬も短い。
それは生産、廃棄のサイクルが短い現代にもあってるし、
逆に愛着もたれて何年も乗られてもメーカーも困る?
まあ、そんな時代なんでしょうけど。。。。
そんな短いサイクルのモノで世界を溢れさせておいてCO2問題も無かろう?と思うですが・・・
今回は随筆調にしてみました・・・・
今日もありがとう
