超初期の肺腺がんのため、2月に右肺上葉の摘出手術をしまして、3か月が過ぎましたので、造影剤を使ったCT検査をしてまいりました。
結果は問題なし。
肺を摘出しているので、その分、空間ができるのですが、私の場合、肺機能が順調に戻ってきたのと、周囲の臓器が柔軟だったため、空いた空間を埋めるようにして、よく回復できているとのこと。
手術したことを知らなければ、肺を摘出したことに気付かないかもしれない、とも。
手術後の合併症として咳がひどかったのですが、それを除けば、とても良好な経過のようです。
今回のCT検査、怖くてね。
どこかに遠隔転移しているんじゃないかとか、遠隔転移したら、抗がん剤治療が始まったり、その治療がうまくいかないとか、そりゃあもう、嫌な想像をたくさんしたのですが。
何事もなくてよかった。
私の体調に関するよくない想像は、大体、杞憂に終わります。
よくない想像ばかりする一方で、気持ちのどこかで、
「想像で終わるんだよな」
と思っていたり。
ものすごく複雑な数日を過ごしました。
あと5年、3か月ごとにこの憂鬱を繰り返すんだよな。
仕方ないのだけれども、ある意味、残酷だなあ。
合併症の咳の方は、まだ治ってはいないのですが、だいぶ軽減されてきました。
使っている薬の副作用で手足が攣ったり、手が震えたりなどの症状が出てきているので、咳の薬も減薬方向で調整中。
ゴールデンウィークを無理やり10連休にさせてもらって実家で療養したら、ずいぶん改善したと話したら
「ストレス溜まってたんだねえ」
との評価。
あのひどい咳はストレス起因だったのか。
間違いなくアラサー性悪子が原因だな。
あの年代、人柄や気立が素晴らしい子と、問題のある子の落差が激しいなあ。