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人づきあいの悩みのヒント

怒りの感情コントロール法~

腹を立てることは自然なこと?


 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より

怒りは腹の中にためておくよりも表に出したほうが健康的であるが、全然腹を立てないようにするほうがもっと健康によいのだということを忘れないこと。腹を立てることは自然なことであるとか、人間的なことであるとかいう考えを捨ててしまえば、腹を立てないようにするのは当然のこととして納得がいくであろう。

 怒りを表に出すことでスッキリしてカラッと忘れられる人は、それもいいでしょう。
 でも、怒りを表現することで余計に怒りの感情が激化してしまう人が多いのではないでしょうか。そのために、爆発してしまったり、根にもってしまったり、後悔してしまったりするのはよくないでしょう。
 それよりも、できるだけ怒りの感情を小さく・短くすませたほうがいいでしょう。

 怒りが湧いてしまうのは、ある程度しかたがないと思います。
 でも、怒りを大きくしてしまうのは、そういう考え方をしているからです。
 怒りが続いてしまうのは、いつまでもそのことを考えているからです。
 怒りの感情が湧いても、それを軽く受け流し、心を切り替えられるといいのです。

  『怒りに対する最上の答えは沈黙』 ドイツのことわざ

 それでもなかなか怒りの感情がおさまらない場合には、怒りをコントロールできるように努力することが大切です。

 また、その(人の)ことを「考えないようにしよう」と思っていても、つい考えてしまったような場合には、「気分のせい。気分転換をしよう」と考えられるといいでしょう。

 腹を立てることは自然なこととか、人間的なこととか言って、怒りの感情をコントロールしようとせず、怒りに身を任せて行動してしまうのは、子供のすることでしょう。
 もっと心穏やかに過ごせるようになれたほうが、自分のためにいいのではないでしょうか。

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怒りの感情コントロール法~

相手と話し合う


 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より

一番よく怒りをぶつける相手と、腹を立てていないときに話し合う。お互いに相手をもっとも怒らせるような行動はとらないようにし、意思の疎通をはかる方法を見つけて腹を立てないようにするのだ。


 怒りを爆発させてしまうのは特定の人に限られるのではないでしょうか。
 そういう場合、考えられる方針は次の3つでしょう。
1.自分(の言動/考え方)を変える
2.相手を変える
3.関係を変える

 自分がこういうことをしなければ(言わなければ)いい、つまり、怒りのきっかけや原因をつくらないようにすればいいのかもしれません。
 こういう時にはこうすれば(言えば)いい、つまり、怒る前にそういう状況を回避できればいいのかもしれません。
 いずれにしても、自分が腹を立てるパターンを知り、そうならないように自分の言動を変えることができればいいのではないでしょうか。

 自分が腹を立てるのは、この人が、こういうことを、した(言った)時が多いとわかれば、その人にそういうことをしない(言わない)ようにお願いしてみることで解決するかもしれません。
 ただし、相手がどう行動するかは相手しだいです。いくら言っても相手が変わらないこともあるでしょう。ケンカになって余計に腹を立てることになってしまうかもしれません。

 つい腹を立ててしまうのは、相手との関係が悪いからかもしれません。
 同じことを親しい人がしても腹は立たないというのなら、それは関係のせいと言えるでしょう。
 そういう場合には、関係を良くするように努力すればいいのでしょう。

 特定の相手に腹が立ちやすいのは、自分の相手に対する考え方に問題があるのかもしれません。
 嫌いな相手については、つい悪く考えてしまいがちです。
 そうだと思うのなら、その人に対する考え方を考え直してみるといいのではないでしょうか。
 できることなら、相手を良く考えるように心がけてみるといいでしょう。(自分のために)

 怒りを爆発させるパターンを減らすためにも、相手との関係を良くするためにも、相手と話し合うのはいいことだと思います。
 相手によっては話にならない人もいると思いますが、まずは話をしてみることで、自分の気もちを伝え、相手を知ることができればいいのではないでしょうか。

 『会って直に話すのが、
  悪感情を一掃する最上の方法である』 リンカーン

 世の中にはいろんな人がいます。
 無礼な人、無神経な人、意地悪な人、ルールを守らない人、モラルがない人、思いやりに欠ける人、・・・。
 そういう人と出遭うたびに、イライラしたり腹を立てたり悩んだりしていたら、幸せに暮らすことは難しいでしょう。
 人間関係であまり悩み苦しまないような自分になれたら、と思います。

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怒りの感情コントロール法~

周囲の人に公言する


 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より

怒りを爆発させてしまったら、その後で、先ほどはついつい腹を立ててしまったけれども、自分はなんとか腹を立てないように努力しているところなのだ、と周囲の人に言うのだ。口に出して言えば、自分のやったことをはっきり自覚することになるし、本気になって腹を立てまいと努力している証明にもなる。

 怒りをコントロールできるようになりたい、と本気で思うのなら、この方法は実践する価値があり、それなりに有効だと思います。

・怒りを爆発させ、相手に迷惑をかけたのなら、謝罪したほうがいいでしょう。
・人に公言することで、より努力しようという気もちになれるでしょう。ウソつきにはなりたくないはずですから。
・自分が怒りをコントロールする努力をすることは、相手にとって歓迎されることでしょう。
・相手が協力してくれるかもしれません。話を聞いてくれたり、アドバイスをくれたり、怒った時に注意してくれたり、・・・。

 怒りやすい(考え方のクセがある)人が、怒りの感情をコントロールできるようになるのは難しいことだと思います。
 一人で努力するのには、限界があるかもしれません。
 自分が目指すことを人に公言することが、いい努力を続ける力になると思います。(人を利用する)

 人に公言するのには、すごく勇気がいると思いますが、本気で怒りをコントロールできるようになりたいのなら、実践したほうが自分のためにいいと思います。
 怒りをコントロールできないために、今までどれだけ損をしたか、今後にどういう弊害があり得るかをよく考えてみれば、人に公言する勇気も湧いてくるのではないでしょうか。