あるスクール生のお話し。

 

 

彼は5年生。試合でヒットを打った事がありませんでした。

スクールで同じ時間に来ている選手は皆6年生で、彼はいつでも先輩達に甘えん坊(^^)笑

 

 

のんびり屋さんの彼は、ふわふわしていて何とも可愛らしいのです、、。笑

お話しをするのが大好きな彼は休憩時間中、先輩たちとおしゃべりに夢中です。

 

 

練習が始まってもおしゃべりは止まらず、、、

これから練習だよー!!

と促すも中々切り替えが出来ませんでした。

 

 

別の日、、

毎週選手達には試合の結果を聞いていて、彼にも聞いてみました。

 

 

試合どやったー??

 

 

打てへんかった、、。

俺の打席でアウトになって試合が終わってん。


彼の目にはうっすら涙が溜まっていました。

 

 

悔しかったの?

 

うん、、。

 

 

じゃあこれからはいつ回ってきてもヒット打てるように練習しよう?

○○が本気になったら絶対ヒット打てると思うよ!

 

 

うん!!

今にも落ちてきそうな涙を溜めながら、、、

涙を隠したい気持ちが見え見えの笑顔で返事してくれました。。

 

 

私は、ヒット打って男になろうぜ!!と彼と約束しました。

 

 

 

それから練習態度は一変し、顔つきも男らしくなってきました。

 

○○顔つき変わったねー!

ヒット打つ予感来てるぞ(^^)

 

 

 

彼は本当に変わりました。

スクールには決まった流れがあり、今まではコーチに言われてから行動していましたが、

自分から先に行動するように変わっていったのです。

 

 

 

そして先日、彼は男になりました。

 

試合で始めてヒットを打ったのです。

 

 

彼はスクールに来て挨拶からニヤニヤ。笑

良いことあったやろ??と聞いても、別にぃ!!と返してきます。

 

 

 

レッスンが始まり、個別の時間。

2人きりになったとき彼は言いました。




 

「俺なヒット打ってん!!守ってる人のグラブ弾く強い打球やで!」




 

ちょっと泣きました。笑

 

すげーやん!男になりやがったなー!!

彼とはガッチリと握手を交わしました。

 

 

 

彼は、自分で試合が終わってしまったあの時、本当に悔しかったのだと思います。


 

だからこそ本気で上手くなる為に練習して、本当に嬉しかったのだと思います。

 

 

 

私は彼から、

成果が出るとき必ずその前に変化の流れが来ることを学びました。

 

 






 

あの時の悔し涙は、、

キラキラ笑顔になって男らしく進化しました(^^)

 

 

 

おわり

 

 

 

ある一つのきっかけで何かが芽生え、

純粋に、自分が進みたい方向へ向かう。

 

こんな姿に私は羨ましくも感じました。

 

 

彼は、左打ちのソフトボール選手。

 

スクールに入ってきた当初は、トスされたボールに当たらなかったり、中々成果が出ない日々。試合でもヒットを打った事がありませんでした。

 

 

けれど彼は一生懸命な選手。家でも練習を続け、

スクールでも良い打球が出始めようやく紅白戦で初ヒット!!

 

 

そろそろ試合でヒット出るから自信持って行っておいでよ(^^)

こんな言葉をかけ続け、5月に試合で初ヒットが出たようです。










 

 

彼に、打ったときどんな気持ちなった??と聞いてみると、

「外野まで抜けていって、びっくりした!!」とイキイキした表情で彼は話してくれていました。

 

初ヒットが出てから、練習する姿勢に真剣さも増して頼もしくなりました。

自信を持って打席に立つことが出来るようになりました。

 

 

それだけでも十分感動なのですが、、、、

 

 

 

2週間前、彼はこんな事を言ってきました。

 

「僕、右打ちもやってみたい。」

 

 

 

私は驚きました。

なぜなら彼は今まで、こんな事してみたい!!

と話をしたことがなかったからです。

 

 

どこ守りたい?将来何したい?

と聞くと、「わからへん。笑」がお決まりでした。

 

そんな彼が、「右打ちもやってみたい。」

 








 

なるほど。これは気になる。

 

「チームでよく打つ選手がどっちも打っててかっこいいから、僕も両方で打てるようになりたい。」

 

ずっと憧れていたようでした。

私は本気かどうか確認したかったので、いじわるな質問をしてみました。

 

 

 

 

「両打ちって事は、ほかの人の何倍も練習しなくちゃいけないけどそれでもやる?」

 

彼は、少し間を空けて言いました。

 

「僕はそれでもやる。」

 

彼の表情から、少しの間に覚悟を決めたようにも感じました。

 

 

 

覚悟を決めた彼に、もう一つ質問しました。

 

「右打ちもやるって前から考えてたん?」

 

すると彼は答えました。

 

「やりたいなぁ~って思ってたけど、自分にできるかなって思ってた。けど、今の自分やったらできると思ってん。」

 

自分に自信を持てるようになったからこそ、挑戦する心が芽生えたようです。


 

 






 

たったの一打席。たった一本のヒット。

この体験は彼にとって大きな体験となったようです。

 

そんな彼は、毎日両打ちに向けて練習しているようです。

 




 

彼から、きっかけがあればできないと思っていたことにも挑戦できる。

そして、きっかけを作るための努力をし続ける大切さを学びました。

 



 

おわり

 




 

載せている写真は、

「撮るんやったら、スイングした方がええんちゃう?」と提案してくれた写真です。笑

 

先週の土日。

 

 

大雨が降り、肌寒い土曜日。

太陽が顔を出し、夏の様な暑さ。

 

気候が忙しく変化しました。

 

そんな中、フィールドオブドリームズの選手たちは期末テスト期間。

 

 

勉強がまずは第一。苦手なモノも向き合い、取り組みましょう。

 

 

 

練習も少人数となったため、あえてこういう時にできる事をしました。

 

 

「自分を観察する」

 

このことについて二日間取り組みました。

 

 

 




 

自分のフォームを見たり、身体の動きを感じながら、

じっくり個々の時間を取りました。

 

 

 

集中している事により、場の空気感はシーンと何とも言えない緊張感。

 





 

勝つ為に、結果にこだわる時間も取りました。

 

 

 

やられっぱなしの選手たちが、

自分たちで考え、工夫し立ち向かう姿がありました。

 

 

結果は満足いくほどではありませんでした。

けれど、彼らが工夫をしていたことが成長です。

 

 

自分と向き合う時間、結果にこだわる時間。

メリハリをつけ過ごす事が出来ました。

 

 

来週も、研ぎ澄まして。

 

 

全員で野球しましょうー!

 

皆テストファイトー!!