ツカサの「心配するな!!でも安心するな!!Z(ゼータ)」 -26ページ目

少し前の話しですが

「最高の夏休みになる」
プールから帰ってきた僕はそんな予感でいっぱいになった。
勿論、僕は合理主義のつもりだし、健全だからこそただの能天気じゃない。
カトリックやジャンキーがたまに羨ましく思うほど、僕の予感にはちゃんと理由がなきゃいけない。
それが今回はテーブルの上に置かれたエアメールってワケさ。

筆記体で書かれたアドレスを読むのは大変そうだったけれど、一目みて飛びこんできた差出人の名前だけで山積みの課題の憂鬱も、サーフィンに連れてけって煩わしいガールフレンドも、
プールの塩素みたいにあっけなく溶けていった。

差出人の名前は「マイケルJフォックス」そう書いてあった。

分かるだろ?
「最高の夏休みになる」
ってさ。


夕飯時、ハンバーグにケチャップをかけながら僕は母さんに聞いた。
「ねぇ、彼はいつウチに遊びに来るんだい?」
「ふふっ、もう意外と近くにいるかもよ?」
女性のこういう小さないじわるの時に見せる表情ってのはある種の共通点があるもので、
僕は義務づけられたガールフレンド付きのサーフィンを思い出してハンバーグをケチャップで塗り潰した。

やれやれ…僕の予感は外れたのか?
なんて思いながら作りたてのマッシュポテトの山から必要な分を取り分けた。

ブー(インターホンの音)

「もしかして⁈」
そう思った瞬間、笑顔の母さんと目があった。

「マイケルJフォックス‼」

そしてマーティと朝までスマブラとマリオカートで盛り上がった。
楽しげに話すマーティの言葉は英語で全部は分からなかったけど、
「バックトゥザフューチャー4を録るなら君にも出て欲しい」
と言っているのは分かった。

数日のステイだったけど、今でもあの予感は正しかったって思うよ。

最高の夏休みだったってね‼


※あとがき
文中にさも筆者がマイケルJフォックスと仲良しの様な描写がありますが、
文中の僕=筆者ではない事、フィクションである事をご理解下さい。
その上で気分を悪くされた方にはお詫び申しあげますと共に、
空気の良い所でスポーツドリンク等の吸収の良い水分をとって下さい。

少し前ですが久しぶりに公にマイケルJフォックスが登場したニュースを見て書いてしまいました。
むしゃくしゃしては無いがなんとなくやった。反省している。

photo:01


読んでくれた方、また未来で‼

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