ステロイド副作用
間質性肺炎に対しステロイドパルス療法が有効ステロイド大量療法抗炎症作用がある。マクロファージなどの働きを抑える糖尿病:骨格筋の蛋白を異化する働きがあり、アミノ酸が多く産生される。アミノ酸は糖新生の基質であるのでアミノ酸からグルコースが作られ、その結果として血糖値が上昇するのである。また、ステロイドは肝臓の糖新生酵素を誘導する働きがある。蛋白が分解されるので、筋萎縮、赤色皮膚線状などもみられる。クッシング兆候:ステロイドは脂肪分解、脂肪産生する働きがある。短期的には脂肪分解が主に行われ、血中遊離脂肪酸は上昇する。長期的にはリポタンパク質リパーゼが誘導され、脂肪産生が増大する。脂肪が再分布し満月様顔貌、バッファローハンプという特徴的な体つきになる。消化管の潰瘍形成:ステロイドの使用は胃酸の分泌を促進するが、粘膜による防御は弱くなっているので容易に潰瘍が形成されてしまう。感染症(易感染性):抗炎症・免疫抑制作用により感染症にかかりやすくなる。緑内障:房水の排出が抑えられるため、眼圧が上昇する方向に傾く。骨粗鬆症:骨吸収と骨形成のバランスが崩れることによる。骨吸収が優位になり骨がどんどんと溶かされて骨粗鬆症となる。具体的には腸からのカルシウム吸収の低下、女性ホルモンの抑制、破骨細胞のアポトーシスの抑制などが知られている。