首相が訪米すると報道された。


あと1ヶ月も任期がない首相の訪米は初の事らしい。


そりゃそうだろう。


来月には首相じゃなくなる人物が訪米して何をするわけ?


まあ思い出作りの卒業旅行だね。


杜撰なコロナ対応で日本をグチャグチャにしておいて、自分は旅行。


最後までダメな首相でしたね。


当然ながら、2週間の隔離もなく行ったり来たり。


受け入れる米国も嫌でしょうね。


私が日本企業にいた時も、当たり前のようにこの卒業旅行が横行していた。


会社の金を使ってバカな管理職が物見遊山の旅行。


訪問先の地域の駐在員に接待させる。


「卒業旅行」という名称を付ける事でなんとなく許されていたが、それって業務上横領じゃないの?


仕事もしないのに「出張」だぜ?


私が香港に駐在していた時に接待させられた卒業旅行は最悪だった。


私の部署と取引量が多い本社の部署の部長Aがシンガポールに出張するので同行してくれという。


私とはほぼ無関係の仕事だが、私の上司から直々に依頼を受けた。


私の上司もこれが卒業旅行だと分かっていたが、本社の部長の依頼は断れない。


出張者は、その部長Aと、彼の同期の別部署の部長B。


部長Bは何しに来るわけ?


それと国内の取引先の社長の3人。


結論から言うと、この2人の部長の同期Cがシンガポールに駐在しており、取引先の社長と4人でのゴルフ旅行というのがこの出張の本当の目的だった。


だったら勝手にやればいいのに、自分達は英語が出来ないから私にシンガポールまで連れて行って欲しいという事と、私を同行させないと出張の目的としている業務に関係する人がいなくなるから。


シンガポール滞在3日でゴルフ3回、業務は2時間。


幸い、シンガポール駐在員の同期Cがゴルフに同行しているので、私はやること無し。


時には通訳や運転手としてゴルフ場まで同行したり(私はプレーさせてもらえない)、テニスコートまで送迎なんていうのもあった。


まだまだ海外出張が一部の部署の特権だった時代の話で、何だかんだ理由をつけてバカな管理職が海外出張しようとしていた時代でした。


オチは、日本から来たバカ部長Bが、空港でビジネスクラスラウンジを使う時になんと搭乗券を渡してしまった事。


当時のラウンジ使用券は搭乗券と全く同じ紙を使ったものが少なくなかった。


ラウンジの受付担当者もちゃんとチェックしろよ。


搭乗口で部長Bさん真っ青!!


私は部長Bの座席番号を覚えていたので、事情を説明して無事搭乗。


それまで偉そうに私に色々指図し、あれをやれこれをやれと言っていたバカ部長Bが急に静かになった。


無能な首相の卒業旅行では何が起きるのでしょうか??


これ以上 日本の恥を晒して来ないで下さいね。