一連の総務省官僚の接待問題は相変わらずの自民党体質を露呈して呆れるばかりだが、結局は首相が官僚の人事権を握っているという所に根本的な問題があるのだと思う。

自分の人事権を握っている人の息子から接待の誘いを受け、その内容が息子の所属組織を優遇してくれというものであることが見え見えだったとしても(これはまだ立証されていないが)、総務省官僚は接待を断れないよねぇ。

私だったら断るが、だから私は日本企業で干されたわけで、賢い日本人はそんなバカな事はしない。

しかし、1人74,000円も飲み食いしていて、名刺交換もしていないし、首相の息子が同席していたかも覚えていないなんて、私が接待した側だったら完全に死に金だと思うね(政治家や官僚の得意の「記憶にございません」だけどね。)

首相は、当初は「叩き上げ」とか「庶民派」を売りにしていたが、息子がやっている事は、他の世襲議員と変わらないじゃない。

結局、政治家になる奴やその家族なんてこの程度の認識なのだという事が改めて明白になったという事だよね。

これでもまだ自民党や菅首相に日本を任せておいて大丈夫ですか?