森元首相の女性蔑視発言は、自民党はなあなあで済まそうとし、その過程でＩＯＣがこの問題は解決済としているという事を強調していた。
そのＩＯＣの意向(?)を後ろ盾に自民党の幹事長やら文科相は元首相を擁護。
幹事長の発言は火に油を注ぐだけの結果となったが、この人が如何に国民をバカにしているかが自民党支持者にも分かったのではないか？
曰く、「ボランティアが辞めたのなら、次のボランティアを募集すればいいんだよ。」
さすがは自民党だ！！
文科相に至っては、ここまでゴマすりに徹する事が出来るのかと、情けない思いだ。
日本企業でもよく見て来たが、とことんゴマをする事で大臣にまで出世したのだから本人は満足だろう。
人間としては実に情けないと思うが。
ここに至って、ＩＯＣが見解を変えて来た。
というよりも、問題解決というのはバッハ会長の個人的な発言であり、ＩＯＣとしては問題視しているとの意向を明確にしたようだ。
ＩＯＣの本意は分からないが、バッハ会長が問題を解決済とした(とされている)との報道が広まるに従い、ＩＯＣにも批判が集まったので前言撤回となったのかも知れない。
森発言が世間の批判を浴びるに従い、これまで沈黙していた人達もこちら側に寝返って来た。
テレビに登場するコメンテーターや元政治家の発言の変遷を見ると呆れるが、視聴者もそこまでバカではないよ。
日本人は、その文化的な背景からこの問題に鈍感だが、世界基準では森会長の退任は必然である。
こんな人をオリパラ組織委員会の会長に据えている事が日本の恥であり、この女性蔑視発言の後もその職に据え続ける事は最早狂気である。
これ以上 日本が世界にバカにされる前に森会長は辞任しなさい。
最早 自民党による火消しは不可能だから、未だに森擁護の立場を取っている人達は、早く寝返った方がいいよ！！