5年以上前かも知れないが、Googleの社員はEメールではなくチャットを使うとネットに出ていた。

当時の私は米国企業に勤めていたが、弊社もちょうどチャット機能を取り入れたところだった。

何のアプリだったか失念したが、いずれにしてもほとんど活用されなかった。

昨年末から弊社はMicrosoft Teamsを使っている。

このアプリはオンライン会議が出来るのは勿論のこと、チャット機能や電話機能も搭載されている。

通常のオンライン会議の時は、画面で各自のプレゼンテーションを共有して発表が出来るし、自由に質問も出来る。

チャットの欄に質問やコメントを書き入れる事も出来る。

その人がパソコンを開いているかどうかも分かるので、その人が在席中なら業務中に電話機能で普通に会話する事も出来る。

業務中に相手も在席中であれば、チャット機能も便利である。

ちょっと聞きたい事を打ち込めば、会話形式ですぐに返事が来る。

いちいちメールを打つ必要はない。

Googleの社員がチャットを多用しているのもうなづける。

業務中に突然パソコンに電話がかかって来るのは実際には鬱陶しい。

携帯電話であればトイレにも持って行けるし、在宅勤務の今はテレビを見ていても電話に出る事は可能だが、パソコンに電話がかかって来るとなると必ずパソコンの前にいなければならない。

それで上司からの電話を2度も取りそこねた。

便利機能は結構だが、部下を縛ったり監視したりする道具には使って欲しくないものである。