
1月の終わりに中国へ行ってきました。
すぐに更新をしたかったのですが、2月はなかなか時間が確保できずに更新が遅れてしまいました。
新聞、経済誌等でこれからはアジアの時代であり、
中国は今年にも日本のGDPを追い越して世界第2位になると言われています。
でも、正直日本にいるとよく分からないです。なんせ島国だからね。
今回、中国、つまり大陸に行って一番に感じたのは、
中国という国の勢い、そしてポテンシャル。
とにかくどこへ行っても人、人、人。
人が多く、そして活気にあふれている。

少子高齢化の問題を抱える日本とは明らかに異なる
労働人口の多さ、これは正直すごいポテンシャルだと思う。
今は、中国政府の経済刺激策としての公共投資が主であるが、
中国国内の内需に留まらず、外需へ広がった時の影響はすごいだろうなと思いました。

まぁ、よくよく考えてみたら、昔々の中国いわば清の時代から考えれば
中国という国は日本の何倍ものGNPを誇り、対外国に対して力を鼓舞していたわけだから、そこまで不思議なことではない。
兵馬俑とか万里の長城なんて、すさまじい公共投資よね。

それにしても、中国のコピーの考え方とか、自分達の規格を押し進めようとする考え方。
(google中国撤退、携帯電話•ブルーレイの独自規格等)
すごい考え方だけども、10億人の人口がいて、広大な国土を持ちうるからできることだと思う。
ただ、大事なことはその考え方をうまく利用すること。
マイクロソフトは中国での海賊版windowsに対して、規制をかけずに野方図にした。
それは何故か?
それは中国国民の所得が上昇し、将来的により高級な財を求めるときに
彼らが使用するPCで使い慣れたwindowsを選択してくれるようになるから。
この逆転の発想は大事だと思うし、既得権益だけを守る時代は終わりを迎えようとしている。
この経験を自分の仕事にどう活かすか。それが問題だ。
と、まぁ、たまにはマジメなことを書きつつ。
中国の面白ネタをボチボチ時間を見つけて書きたいと思います。