モネ展に行って参りました。
正確には「モネとジヴェルニーの画家たち」ですが。
ジヴェルニーはパリから80キロ地点にある村です。
モネは43歳からここに移り住み生涯を過ごした場所です。
この展示会に行って初めて知ったのですが、
ここにモネを追いかけて沢山の画家達が滞在しに来ていたそうです。
初めの芸術家は7人ほどから始まり、
だんだんと50人に増え、最盛期は300人に及んだそうです。
想像しただけでわくわくして楽しそうですね。
ここにはセザンヌもいたそうです。
作品は美しい村の自然の様子が描かれており、
モネの睡蓮の池や、積み藁、太鼓橋も展示されていました。
モネの作品は一瞬の光や立ちのぼる朝霧もやの様子が素晴らしく繊細な色で表現されていました。
しかし、晩年の絵を見たときは心が痛みました。
モネは目の障害を晩年に抱えることになり、絵を描く事が困難になっていきます。
繊細な表現が消え、荒々しいタッチになっています。
しかしながら、描きたいという気持ちがキャンバスからより痛いほど伝わってきました。
ジェヴェルニーの画家たちはアメリカ出身者が多いためか
積み藁の題材を気にいっているようでした。
水辺のきらめきの表現は素晴らしく、それでいてそれぞれの個性を出していました。
松下幸之助さんの姪の黒木竹子夫人もよくモネを訪ねてこの地を訪問していたようです。
さて、このジェヴェルニーの場所ですがセーヌ川とエプト川の分岐点に位置しており
より村に近い細い川も二重に村を囲むように分岐して流れています。
この場所はその当時に素晴らしく強く良い気が流れこんでいたと思われます。
地形図を眺めていると当時、の向上心に溢れた沢山の芸術家が村を訪れ、
村の賑わいと活気づいた様子が想像できました。
自然豊かでのどかな村に沢山の芸術家が集ったなんてステキですね。