訃報を聞き
さっそく駆けつけたかったものの


コロナ禍の今
大勢押しかけるわけにもいかず


私は数日後に行われた



ゆかん



に、参加した。




湯灌


と書くらしい。
読めんし、書けん。


葬儀って、
その時々で全然違う。


宗派等ももちろんあるのだろうけど


なんでも教の日本人の場合
(お正月神社行って、
 クリスマスに教会行って、
 葬式で寺に行く)


その時の流れで決まるのでは
と、思う。


よほど前もって計画してたり

エンディングノートなどあれば


葬儀社や、
葬儀の規模や方法も決まってるだろうけど、


なーんも考えてませんでした。
って場合は


病院がその時たまたま紹介してくれた
葬儀社で、

となることが多いのでは。


地域などにも
よるでしょうけどね。


うちは(おば家は)、
宗派も仏壇もあるものの、


例にもれず
なんでも教の日本人ですので


流れだったようです。


私は、ゆかんには
初めて参加しました。


簡単に言うと
最後のお風呂です。


お湯のかけ方など
色々意味があるようで


ひとつひとつ
丁寧に説明してくれました。


シャンプーなんかも
一緒にさせてくれるんですね。


髪と、足を
丁寧に洗って


仕上げとお化粧は
葬儀社の方がキレイに仕上げてくれました。



本当に眠っているようで
動かないのが不思議でした。


涙はたくさん出たけれど


こうやって

ひとつひとつ、


準備をしていくことで


本人があの世へ行く準備とともに


残される人の心の準備も


していくのだと実感しました。
(この時点では実感とかはなかったけど)




葬儀の本番(?っていい方は微妙かな)は


故人の好きだった食べ物など
入れてあげられるとのことだったので


私はおばの好きだったものを用意し
おば宛ての手紙を書きました。