全般的に
コンプレックスの塊の私ですが、


幼い頃から
まったく敵わない
親戚のお姉ちゃんがいます。


歳はほとんど変わらないので
本当の姉妹のように育ちました。


私は彼女を大好きだったし、
彼女もそうだったと思います。


お姉ちゃんは
いつも私の数歩前を歩んでいました。


いつも私はそのおまけ・・・

ついてあるくだけ。


優しいお姉ちゃんは
いつも私を褒めて、たててくれたけど

私はその褒めすら
素直に受け取れませんでした。


彼女は、

専門的な分野の大学に現役で進み

そこそこ難しい国家試験を
一発で通過。


学生時代からつきあっていた彼氏と

20代半ばで結婚。



・・・こちらの彼も同じ専門分野。

彼はさらに大学院まで進み、


その業界のトップ企業へ就職。


30歳くらいで第一子。男児。


その数年後に第二子。女児。



子供たちが小さい頃は

旦那さんの転勤についていき


社交的な彼女は全国にお友達タクサン。



男児は居住地の県で一番・・・いや

居住地の大きな地域で一番優秀な私立に合格。



彼女は専門的な国家資格をもっているため


子供の状況にあわせて

いつでもパートや正社員で仕事を再開できる。



旦那さんは転勤族なので

ものすごい手厚い家賃補助。


もちろん高給取り。



彼女も専門性を活かして

ちょっとしたパートでも時給は○千円。



一方で私は・・・・


大学にはいるのも苦労し


就職も氷河期で苦労し


結婚もアラフォーまで出来ず


なけなしのお金で不妊治療するも結果出ず




私と似たような遺伝子を持っているのに


どうして彼女はあんなに輝いているのだろう。



まぶしい・・・・




今、私の密かな夢はワンコを家族に迎えること。



その夢すら、

彼女は今年実現した。



不妊治療の結果と違って

ワンコを迎えることは私にもできるかもしれない。


だけど、

フツーの会社員の私と彼女では


ワンコに割いてあげられる時間も違う。

経済力も違う。


ちゃんと教育できるかなど考えると

そんなに簡単に決断できることではない。



無条件で大好きだった彼女に対する劣等感が



いつのまにかどんどん大きくなって



何十年もかけて巨大雪だるまだよ。







ふみのmy Pick