昨今の事情により旅はおろか日帰りのロングライドすら出来なくて近所を軽く流す程度にしか自転車に乗れないのにまた新しい自転車を生やしてしまいました。

JAMIS VENTURA RACE です!

 

何故この自転車を買ったのか理由は後にして細部をチェックしてみよう

 

一般的なロードバイクに付いて無いキャリア用のダボ穴がついている。

 

こちらにもダボ穴があってキャリアや泥除けが付けられる仕様

 

12万円台アルミフレーム、ティアグラというエントリーグレードと言えるパーツ構成なのに標準でカーボンシートポストが付いてくる

 

しかもフロントフォークはコラムに至るまでフルカーボンフォークという贅沢な仕様!

 

ここまで良かったが、ブレーキはテクトロの低グレードのロングアーチだったので充分な制動力を得られずにこれはいけない。という事で最初からアルテグラに前後とも換装しておいた。

 

メーカーホームページの仕様ではセミロングアーチのだったのだけど実際に付いてきたのは別の型番のロングアーチブレーキだった。当然アルテグラのブレーキをそのままではアーチ長が足りずに取り付け不可能。なのでBOMAのオフセットブレーキシューを急遽取り寄せて対応した。ほんの小さなパーツだけど一組だけで3千5百円もする高級品。前後合わせて7千円!しかしブレーキは安全の為にはとても大事なパーツであり最もケチってはいけない部品の一つである。変速性能や軽量化よりブレーキが大事!

 

 

 

 

何故このJAMISを買ったかと言うと、

 

まず一つ目の理由、JAMISの前に買ったTERN VERGE N8にリアキャリアを取り付け、パニアバッグを使っていたら凄く便利だった。バイクパッキングの大型サドルバッグよりガバっと大きく口が開いて大容量。着脱もスピーディーで日常のお買い物にも重宝した。きっとこれなら旅でも役に立つ。

 

二つ目は、リアキャリアが付けられて28cの太めのタイヤが入りリアキャリアを付ける為のダボ穴があるキャリパーブレーキのアルミロードバイクが現行では殆ど無かった(5~6年位までは探さなくても沢山あった)。クイックやシートポストクランプにアダプターを介してリアキャリアを付ける方法もあるのだけど、ダボ穴で直接固定するのに比べると耐荷重など心許ない。

 

三つめは輪行で担ぐ事を考えるとクロモリより軽いアルミの方が良かった。ただでさえ思いクロモリにリアキャリアを付けたらさらに重くなる。軽さではカーボンだけど先程のリアキャリアの取り付けや飛行機輪行で預かる際に破損の恐れがある。

 

四つ目は、輪行でのパッキングの簡便さを考慮してリムブレーキ(キャリパー)を選びたかった。ディスクブレーキだと閉じこみ防止のパットを用意したりローターにカバーをかけたり余計な手間が増えるし、重量も重くなる。雨天時などを考えると油圧ディスクの方が有利だけどわざわざ雨の日には乗らない。舗装路だったらアルテグラの性能を持ってすれば雨天時でも充分な制動力を得られる。近くに駅があれば輪行してしまう。

 

五つ目、以前はクロモリのラレーがメインバイクだったけどやっぱりアルミのキビキビした走りも捨てがたい。荒れた路面でも対応できる様に太めの28Cグラベルキングを履かせていたのだけど乗り心地の良いクロモリに快適な太いタイヤを入れるとちょっと加速する際などにもっさりとした乗り心地になっていた。かといって今更細くて高圧のタイヤは使いたくない。そこでやっぱりアルミじゃないか?と候補に急浮上。

思った通り柔らかめの足回りに硬めの素材のアルミフレームでバランスが良くなった気がする。

 

あとそれから、メーカーのホームページのイメージだと太っちょのオッサンがパニアバッグを付けて乗っていてまさに自分にピッタリのコンセプトじゃないかと思った。そんな訳でこのバイクを買ったのだ。

 

 

 

そんでさらに超軽量リアキャリアのBontrager BackRack Lightweightを取り付けた!

このリアキャリのお値段は1万円弱と高いけどメーカー仕様によると500gを切る軽さ!これならリアキャリを取り付けた状態のJAMIS VENTURAでも何も付けてないクロモリよりも軽くなる。

 

 

実際に付けてみるとこんな感じ。取り付けの際にはシートステーとキャリアを支える支柱の余分部分を切断する必要があるので購入してそのままネジ止めだけでは取り付けられない。取り付けに自信の無い人はお店で取り付けてもらう事をお勧めする。自分はパイプカッターを使ってカットした。

 

パニアバッグも取り付けるとこの様になる。

 

この後走ってみたものの予想より早く雨が降ってきてしまい30分程度しか走れなかった。

少しだけど走ってみてやっぱり軽い方が軽やかに走れる。階段で担いでみたりもしたけどキャリアがついた状態でもやっぱり軽い

購入した理由五つ目でも書いた通りに柔らかめの足回りと硬めのフレーム素材で丁度良くバランスがとれるのか?クロモリより加速し易く不快な振動は太めのタイヤで押さえられる。アルミの良い部分が現れてネガティブな部分を帳消し。

 

コロナの事態が収まれば近所だけでなく、この軽量快速アルミツアラーで旅したい!