『こんにちは、私のお母さん』你好,李煥英/Hi, Mom
2021年/中国/128分/監督、脚本、主演 ジア・リン
まず、今日本のシネコンで観られる中国映画は相当実績がないと上映されないので内容なにも知らないで観に行きました。
中国では有名な喜劇人たちがたくさん出ているのですが、日本ではいまいち知名度がないとはいえ、最初はべただなぁと思いながらタイムスリップ・コメディを見ているとだんだん油断できない世界になってきます。
主人公のリン(ジア・リン)は勉強もできないし、学校から親が呼び出しされるし、大学合格も改ざんしちゃうような情けない女の子。
お母さんとは仲いいけれど、いつも「いつになったら喜ばせてくれるの」と言われてしまう。
母の昔の同僚は工場長の息子と結婚して金持自慢。
母と自転車二人乗りしていたとき、交通事故に遭ってしまう。
リンは無傷でしたが母が入院。ベッドでつきそっていて眠ってしまうと・・・・・・なぜか20年前の1981年にタイムスリップ。
母はまだ若くて、とても美しい人です。工場で働いていて、金持の工場長の息子と結婚させようと奔走するジアですが・・・・・・
主演、監督、脚本をされたジア・リンさんは、コメディアンで見た目は太目の普通の女性です。
しかし、工場の文化祭で舞台に立った時やはり、あ、この人、ちがう、と思いました。

美人美人していないけれど、えくぼがキュートでそれでいてたくましくて、舞台の上で生き生きとしていました。
最後はまさかでしたので、驚いたけれど、この映画、親孝行の映画なんですね。
親を喜ばせるってどういうことでしょうか。
外見がかわいくて、美人で、頭がよくて、勉強ができて、いい学校に行って、素敵な旦那さんを見つけて結婚して、子供を作り、良き親となり、老いた親の面倒を見ること?
これは、親孝行というより、親に都合がいいだけの子供って感じがしますね。
この映画ではドタバタしますけれど、本当の親孝行は何か、をずっと模索しています。

もちろんお金も大事だし、美人は得ではありますが、それ以外のものもあるんじゃないですかね?という映画。
いい映画ですよ。
曲はこの映画の主題歌。クレジット見てたら作曲は日本の人でした。

