『ワーキング・ガール』Working Girl

監督 マイク・ニコルズ/1988年/アメリカ/113分

Amazon Videoにて

 

 サクサクと見られるビジネス・コメディ。
今の時代だったら女性管理職もありだけれど、この映画の当時1988年は相当圧力があったと思います。

 やはり、女性のファッションに目が行きますね。
思い出したのは、ニューヨークで働くキャリア・ウーマンは出勤時にスーツ、ストッキングにスニーカーを履く、という姿。
この映画の主人公、テスも最初はそんな感じです。なつかしいなぁ。
カーリー・サイモンの歌やソニー・ロリンズのジャズなど音楽もいいです。

 ニューヨークの証券会社で働く、もう30歳になるのに低学歴から秘書どまりのテス(メラニー・グリフィス)の新しい上司は同じ年の女性、キャサリン(シガニー・ウィーバー)
仕事もキャリアもバリバリ(描かれないけれど学歴も上でしょう)有能な女性管理職に最初は圧倒されますが、テスも頑張り屋でなんとかキャリア・アップをと勉強を続けている。

 でも、同じ年なのに違いすぎる・・・しかし、テスが提案した合併のアイディアをキャサリンがこっそり自分の手柄にしようとしたのを知った時、キャサリンがスキーで骨折。入院している間に自分のアイディアをなんとかしようとするテス。

 最初はチャラチャラした服装だったのが、だんだん洗練されていく。
さらにジャック(ハリソン・フォード)という有能なビジネス・マンに出会い、合併の仕事のパートナーとなる。

 落ち込んだ顔が、かわいい唇の形がいいメラニー・グリフィス。
若くてホワイト・カラーの役も似合う(スーツが似合う)ハリソン・フォード。
ただの嫌な女ではなく、仕事のできる大人の女であるシガニー・ウィーバー。

 この映画、真面目だけれど、コメディでもあるのは、テスの友人、シンシアを演じたジョーン・キューザックの功績が大きいと思います。
ジョン・キューザックのお姉さん、もう、大袈裟な演技になると上手いんですよ。派手なメイクやファッションもおかしいというより、リアルにこういう人いた、というリアリティあります。
この人はいつも、呆れた!って表情がいいですよね。でも、呆れつつもテスの頑張りを助ける。

 ティッピ・ヘドレンの娘であるメラニー・グリフィスは私生活では離婚を繰り返したり、酒・薬物依存で施設に入ったりと残念な人ですし、ちょっとだけ出てくるケヴィン・スペイシーがセクハラ男で今となってはあら・・・って。
そして、キャサリンとテスの会社のロビーが、世界貿易センタービルでロケされてるとかね、今となっては感慨深い気もします。

 でも、基本的には気持のいい笑って泣けるサクセスストーリーで安心して観ていられるっていうのはありますね。
こういう「頑張る映画」は時代を超えていいな、って思います。

 

 今日は何を観ようかな、とかなり悩んで時間をかけて選んだ映画。

配信だと挫折率高くてねぇ。映画館だったらなんとか集中力もつけれど、家で配信は相当面白くないとだれてしまう。

なので、「知ってはいたけれど未見だった映画」ということでこの映画にしました。