「豊作なんてレベルじゃない」
“神クール”と語り継がれる10年前の秋アニメが圧巻
あの秋を彩った傑作アニメ集
2026年秋アニメも開幕し、さまざまな注目作がタイムラインを賑わせています。しかし、少し時計の針を戻して10年前の秋を思い出してみると、そこにはアニメ史に刻まれるほどの圧巻のアニメがそろっていました。
2016年10月期は、現在も語り継がれる名作や、ビッグヒットではないものの語り継いでいきたい佳作が同時に放送されていた、まさに「神クール」と呼ぶにふさわしいシーズンでした。今回は、そんな10年前の秋に放送された絶対に外せない傑作を振り返ってみましょう。
●人気シリーズの安定感と、熱狂を生んだスポーツ&部活もの
当時のタイムテーブルの中心にあったのは、確固たる人気を誇る定番シリーズの数々でした。クライマックスに向けて怒涛の盛り上がりを見せた『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』を始め、静かな感動を届け続けた『夏目友人帳 伍』や、圧倒的な熱量で乙女心を掴んだ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』など、ファンを裏切らない作品が勢ぞろいしていました。
そして、2016年秋を語るうえで外せないのが、スポーツや部活に情熱を注ぐ若者を描いた作品群です。シリーズが一区切りを迎えた今も最高傑作との声がある『響け!ユーフォニアム2』や、春高予選の最激戦を全10話で濃厚に描き切った『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』は、毎週放送のたびに大きな話題となりました。さらに、フィギュアスケートの美しさとダイナミズムをアニメーションで表現した『ユーリ!!! on ICE』もこの秋に放送されています。
またスポーツ枠としては『灼熱の卓球娘』や、奇想天外な世界観で魅せた『競女!!!!!!!!』といった、美少女×スポーツの隠れた熱血作も存在感を放っていました。
●多彩な魅力が詰まった1クールのオリジナル&異色作
続編や大作だけでなく、1クールで綺麗にまとまり、今からでも一気観しやすい傑作が多かった点も2016年秋の特徴です。
架空の第二次世界大戦を舞台に魔女と姫の友情を描いたファンタジー『終末のイゼッタ』や、辞書作りという地味ながら情熱あふれる題材を扱ってノイタミナ枠で異彩を放った『舟を編む』、変身ヒロインによる色彩豊かなアクションとSF展開でアニメファンを唸らせた『フリップフラッパーズ』など、バラエティに富んだ名作が並んでいました。
