人気アニメ「クレヨンしんちゃん」で
演劇コントユニット「ダウ90000」を主宰する蓮見翔さんが
脚本を手がけたエピソード「ある午後の野原夫婦だゾ」が
テレビ朝日系で9月19日午後4時半から放送される。
テレビ朝日系のバラエティー番組「バズマンTV」とのコラボ企画で
蓮見さんが「クレヨンしんちゃん」の脚本を初めて執筆した。主人公の野原しんのすけはほぼ登場せず
母・みさえと父・ひろしによる会話劇が描かれる。
アニメサイドからの提案で、ワンカットで野原夫婦の日常、新たな一面に迫るという挑戦的な演出も実現したという。
「ある午後の野原夫婦だゾ」は
今年演劇界の芥川賞ともいわれる岸田國士戯曲賞を受賞した蓮見さんの意欲作。
しんのすけは外に遊びに行き、ひまわりは昼寝をしていたある日の午後
みさえとひろしの2人は家でくつろぎながら、晩ご飯の献立やクレヨンの匂い
ひろしの靴下に隠された“ある秘密”など他愛もない会話をしていた……という展開。

アフレコに参加したひろし役の森川智之さんは「30年以上続いてきた歴史の中で
しんちゃんチームはまだまだアイデアが豊富で、新しいことができるコンテンツなんだなと改めて驚きました」
とコメント。みさえ役のならはしみきさんも「まさか夫婦2人きりの長ゼリフ会話劇だとは思いませんでした(笑)。
昔の深夜番組のような実験的で面白い試みだなとワクワクしました!」と語っている。
かねて好きだった「クレヨンしんちゃん」の脚本を初めて執筆するにあたって
「自分にしか書けない脚本を」と意気込んでいた蓮見さんは
「普段の自分の作風でもあるワンシチュエーションで
リビングでのひろしとみさえの日常会話だけを描くことにこだわりました」と
脚本に込めた思いを語り、「事件も起きず、しんちゃんもほとんど出てこない
アニメなのに絵があまり動かないという挑戦的な内容ですが
単純に僕自身がこの2人の会話を見てみたかった」と明かしている。
放送に向けて、森川さんは「お茶の間の反応が楽しみです(笑)。
ぜひ家族みんなで楽しんでほしいですね」、ならはしさんは「『こんなしんちゃんもありなんだ!』と
楽しんでもらえたらうれしいです」
蓮見さんは「毎週楽しみに見ている子供たちや大人のファンの方々に失礼のないよう精いっぱい書きましたので
皆さんの記憶に残る一本になれば」とそれぞれアピールしました。
