犬になつかれやすい人の特徴は? 

人によって反応が違う理由を解説

 

同じ空間にいるのに、ある人にはすぐに寄っていくのに、別の人には少し距離をとる――そんな場面を見たことはありませんか?

人によって反応が違う様子に、「何が違うのだろう」と気になる飼い主さんもいるでしょう。犬になつかれやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は、その傾向や関わり方のポイントなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説を。。。

 

 

 
 
 

犬は相手の動きや声のトーンに敏感な動物だと考えられています。急な動きや大きな声は刺激になりやすく、慎重な性格の犬ほど相手の様子を見る傾向があります。

一方で、ゆっくりとした動きや落ち着いた声かけは犬にとって安心材料になりやすいようです。

犬になつかれやすい人は、無意識のうち

 

柴 子犬時代

 

 

 

に穏やかな関わり方をしている場合があります。

距離の取り方が上手

いきなり犬の頭の上から触ろうとせず、犬の様子を見ながら距離を縮める姿勢も大切とされています。目線を低くし、横からそっと近づくなどの配慮が、安心感につながることがあります。

反対に、良かれと思って積極的に触れようとすることが、かえって緊張を招く場合もあります。寄ってこないから嫌われているとは限らず、距離感の違いが影響している可能性もあるでしょう。

関わりの積み重ねが信頼に

日常的に散歩や食事、落ち着いたスキンシップを担当している人には、自然と安心感が育まれやすいと考えられています。経験の積み重ねが、なつきやすさに影響することもあるようです。

ただし、特定の人にだけ極端に依存する様子がある場合は注意が必要です。


① その人がいないと強く不安がる

② ほかの家族を避ける


こうした様子が続くときは、関わり方のバランスを見直すことが勧められます。

飼い主さんができる工夫

なつかれやすい人の特徴は、特別な才能というより日々の接し方の違いである場合が多いと考えられています。ゆっくりした動き、やわらかな声、無理に触らない姿勢を意識することが第一歩です。

短い時間でも穏やかな成功体験を重ねることで、愛犬は少しずつ安心して近づいてくれるでしょう。

「何が違う?」と感じたときこそ、関わり方を見直すチャンスかもしれません。焦らず丁寧に向き合うことが、信頼関係を深めることにつながるでしょう。

監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室