必ず訪れる“オタクの終活”

お宝を譲るor売る選択肢

 
 
 
今回は気になるオタク記事と言う物がありました
 
 

オタクはのめり込めばのめり込むほど不摂生になりがちで、一晩中ゲームをやったり、マスクをせずにスプレスプレー塗装をやったりと、これまで蓄積したダメージを次々と表面化させていく傾向にある。そしてしばしばオタクは自分の貯め込んだ財宝の次の所有者を決める前に、唐突に旅立ってしまう。 結果として貴重なアイテムが、その正当な価値を鑑定される前に、ジャンクとして処分の憂き目を見るということが実際にあった。 これは後年のオタク文化にも重大な影響を与える事案でもあり、できることなら避けたい。そこで今回は、貯留したコレクションを後世にしっかり継承させるための、オタクの終活について、現実的で具体的なやり方を論じてみよう。

買取業者は多数ある!捨てられるよりは生前に持ち込むことも次のユーザーのためには大切

今年の2月のこと。ゲオホールディングスは昭和から平成初期にかけて発売されたレトロゲームの販売を全国のゲオショップ店舗で順次開始することを明らかにした。 ゲオでは長らく、数世代前のゲームソフトの買取が行われていなかったが、昨年12月より920店舗での店頭買取が再開。そして2月16日より全国97の店舗において、買い取ったレトロゲームの販売が再開される格好となっていた。 ゲオは2021年に売場最適化や運営効率化を理由にレトロゲームの取り扱いを一度終了していたがこれがまた復活した、という話だが、今も昔もゲームコレクターは非常に多く、その割に販売する店舗が乏しいという状況がいつしか当たり前になっていた。 筆者は今でももPSPで遊ぶこともあり、自宅では初期型PS3が現役だが、ハードが生きていてもソフトに乏しいという事象もここ10年ほど続いていた。そこへ来てゲオのこの取り組みは「また懐かしいゲームで遊べるかもしれない」と期待できるものである。 そしてレトロゲームの買取販売が復活するということは、そろそろ手放そうとしたいという需要に対し、答えられる間口が広くなったこととなる。手間をかけてメルカリやヤフオクに出品することももちろん手だが、いつ売れるか分からないものを定期的に出品するのはなかなか手間がかかる。 しかし店舗に持ち込む形であれば、思ったほど高値がつかなくても一応は処分できるため、レトロゲーを蒐集してきたコレクターの終活には便利な一つの手段になるはずだ。 もちろんレトロゲームホビーオフやハードオフ、駿河屋が買取査定をしてもらえる。店舗によってはプレミア価格のついたソフトは高値で買い取る傾向にある一方、買取開始から入金までの時間が長いケースもある欠点はあるが…。 とにかく、オタクが亡くなった場合、確実に起きるのはコレクションの処分問題だ。貴重なゲームソフトが処分扱いを受けるのは忍びないので、熱心なコレクターほど、まだ体も頭も元気なうちから、コレクションの処分方法については考えておくと安心だそうです。

 

同じオタク仲間に生前のうちから財産分与を検討するのも一つの手!

また、業者に買い取ってもらう以外にもオタクが自分のコレクションを他者に継承させる手はある。よくあるケースが、同じ趣味を持っていて自分よりも若い人に譲るというケースだ。 筆者も年上のオタクから引き継いだ物品をいくつか保管しているが、これも人情的にどこかに売るのもはばかられる。 恐らくほどなくして、自分より若いオタクに譲ることになるのだろうが、これは需要と供給がマッチすれば、そこにお金が発生しなくてもオタクとしては嬉しいものだ。 もちろんこれを可能にするには普段から同じ趣味を持つ友人を作っておく必要があるが、なるべく早い段階でそういう相手を作っておいて、自分の財産の継承先としてリストアップしておくことも一つの手かもしれない。 買取、そして同じ趣味を持つ人への譲渡。自分の大切にしてきた状態の良いものを誰かに託すことで、やってきたオタク活動も無駄ではなかったと感じられるはずだ。 もちろん、それでも引き取り手がつかないコレクションもあるだろうが、それは自分がまだしっかり動けるうちに自ら処分することが大切だそうです

 

オタクの終活はなるべく早めに。ただしあまりに早すぎると…

ここまでオタクが集めてきたコレクションを有意義に手放すための手段についての話をしてきたが、結局のところ人間は徐々に体力も衰え、何もすることができない状態になっていくもの。 まだ体の自由が利くうちに、自主的な処分をすることを考えておく。これが自分のコレクションを無駄にしないことに通じる。 しかしながら、あまりにも早い段階でコレクションの整理に掛かるのは、経験上得策ではないことは申し添えておきたい。 実は筆者も、昨年から「こんなに持っていてもしょうがないから…」とコレクションの処分に掛かったのだが、ある程度手元のフィギュアを減らしてほっと一息したのもつかの間、また気付くとコレクションの数が復活しつつあるのだそうです