年末年始「SNSの投稿」に注意!“
タピオカの写真”で場所特定?

年末年始、SNSの投稿には要注意です。
一見すると特徴がなさそうな写真でも、場所が特定されてしまうかもしれません
■旅先のSNS投稿にご用心 旅行や帰省、ついついSNSでこんな投稿をしていませんか?
『今から行ってきます!おじいちゃんとおばあちゃんに会えるのが楽しみです。
#3泊4日帰省』 気を付けて投稿しないと
空き巣に入られたり、場所を特定されてストーカー被害に遭ったり
犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。 国際大学GLOCOM客員研究員
小木曽健氏: 「今家にいませんよ」って宣言してますからね。
街の人はー 「旅行に行ったら、『ここに来たよ』というのは出しちゃうことが多いかもしれません。」
(30代会社員) 「自分の場所が特定されるのが好きじゃないので
リアルタイムで投稿しないように気をつけています。例えばアルバイトの賄いの話なら
家に帰ってあげてみたりとか。」
(10代大学生) 「自分の記録用に投稿しますけど、非公開にしてるので友達しか見ていないと思います。」
(50代主婦) ■写真に個人情報特定のヒントが・・・ 何気なく外で撮った写真。
場所や個人情報を特定するヒントは、写真の中に多く隠れています。
・電柱などの番地表示(街区表示板) ・地名が書かれた道路標識 遠くに小さく写っていたとしても
スマホのカメラは性能がいいので、ズームすれば文字が読めてしまいます。
また、注意したいのが「マンホール」です。 例えば「東京下水道」などと
書いてあれば、都内と特定可能。デザインで分かる場合もあります。
「路上喫煙禁止」のマークが地面にあれば
千代田区・新宿区・渋谷区などと、さらに場所が限定されていきます。
■タピオカ、サングラス・・・「黒色」に注意 さらに写真を撮る際に、「黒色」は要注意です。
例えばカップに入ったタピオカドリンクの写真。 SCSKセキュリティの亀田勇歩氏によると
ドリンクのカップから販売店のロゴやメニューが分かるだけでなく、黒いタピオカをググっと拡大してみると・・・
写りこんだ木や建物の形状など、多くの情報が分かります。
タピオカドリンクの販売店の店舗一覧を、オンラインの地図アプリと組み合わせることで
場所を特定することも出来るといいます。
