「1億円のトイレ」撤去へ

旧吉野谷村時代の1990(平成2)年に「吉野工芸の里」の敷地内で整備された豪華なトイレが撤去されることになった。
竹下登内閣の「ふるさと創生事業」の交付金1億円で造られたことから
「1億円のトイレ」として話題を集めたが、近年は老朽化が目立ち
工芸の里のリニューアル工事に合わせて取り壊される運びとなった。
白山市によると、トイレは金沢工大名誉教授で、建築家の水野一郎さんが設計した。

当時としては珍しいユニット形式や自動ドア、冷暖房完備などぜいたくなつくりで観光バスが立ち寄るほど有名になった。
最近では空調の故障が目立ち、維持管理費がかさむように。
当初使われた外国製の便器や設備は不具合が出ると簡単に修理できず
これまでの改修で大部分が国内製品などに取り換えられていた。
市の担当者は「かつては斬新で話題性も抜群だったが
利用者や管理者から更新の要望が相次いでいた」と話した。
市は吉野工芸の里の敷地内に新しいトイレ棟を整備する。
