今年の夏は、蚊に刺されることが少ないと思った人も多いのではないでしょうか。

 

 

ただ、油断大敵です。温暖化の影響で、これからが蚊の活発な時期になります。 

 

異例の猛暑で「9月に蚊のピーク」

猛暑で異変 蚊のピークはこれから 30℃以下で活発化、雨降ったら ...

 夏の嫌な虫といえば、真っ先に挙げられる蚊。

 

今年、みなさんは蚊に刺されましたか? 街の人 

「今年一度も刺されてない。全然見ない。減っていると思う」

 

 「刺されてない、今年はあまり。あ蚊パッ!みたいなの減った気がする」

  ほとんどの人から「今年はあまり刺されていない」との声が聞かれました。

 

 

連日続くこの暑さで、蚊も熱中症になっているのでしょうか?  

 

 

「蚊の博士」は、酷暑が蚊の活動量に影響を与えているといいます。 

 

害虫防除技術研究所 

白井良和所長 「暑すぎると、蚊も血を吸う意欲がなくなり、早く死にやすい。

日なたとか、35℃以上とかに置くと、死んでしまう個体が出てくる。

やはり近年猛暑続きで、気温が高い状況だと確かに蚊が少ない」 

 

 

 ただ、いなくなった訳ではありません。

 「(蚊は)減っていると思うが

全くいないわけでなく、木陰とか日陰に行くと十分蚊が多くいる」 

 

 

 日本でよく見られる蚊は、大きく2つのタイプに分かれます。

 

 

野外で藪などに生息する「ヤブカ」と、家の中でも活動する「イエカ」です。

 

それぞれのタイプに合わせた対策が必要です。  

 

 

ヤブカの代表「ヒトスジシマカ」は、25℃から30℃の間が最も活発に動くことのできる温度です。

 

屋外でも、日陰や気温の下がる夕方などの時間帯は注意が必要です。

 

 

  一方で、イエカの代表「アカイエカ」の適温は、少し低い22℃から27℃ほどなので

屋内で夜寝ている時に注意が必要です。 「こういった所でも雨が降ったらたまるから

こういった所で蚊が発生するが、今見事に乾燥してしまっているので」 

 猛暑に加えて蚊が減った最大の要因は、今年は雨が少なく水たまりができにくくなっていることだといいます。

 「蚊は幼虫の間、水たまりの中で育つから、雨が降ってなくて水たまりもできないと、幼虫がそもそも少ない」 

 

 きょうから9月、夏の終わり目で暑さも多少和らぐものと期待されますが

今月は秋雨前線の影響で雨も降りやすく、油断大敵です。 「何年か前だと8月が蚊のピークだったので

蚊の季節が終わると考えている人もいるが、9月にピークが遅れている。

これからが対策が必要な蚊が増える季節になるので、注意が必要」

 

 (「グッド!モーニング」2025年9月1日放送分より)