「公式が問題作発言」「OADでレベルアップ」
いろいろと攻めすぎていたアニメ
ここまで過激で年齢制限がないの?
これまで数多く制作されてきたアニメのなかには
いわゆる「サービスシーン」が人気を博したものもあります。なかでも、さまざまなタイプの描写が
話題になった作品を振り返ります。
●『不徳のギルド』 2022年に放送された『不徳のギルド』(原作:河添太一)は
主人公「キクル・マダン」が魔物討伐を請け負う「ガード」を引退するため
後任の新人ガードを育成する物語です。公式でも「ヒロインが辱めを受けまくる超問題作!?」と
銘打たれるほど過激な描写があり、地上波放送時には規制が入ったものの、多数のお色気シーンが描かれていました。
たとえば、新人ガードのヒロインたちはクエスト先でスライムや蛇といったモンスターに
胸や下腹部を攻められます。モンスターに襲われて頬を赤らめ涙を浮かべるヒロインたちに
キクルが冷静にツッコミを入れるやり取りも好評です。
●『kiss×sis』 ぢたま某先生のマンガが原作のアニメ
『kiss×sis』は、2010年にアニメ専門チャンネル「AT-X」で
放送されました。本作は中学3年生の主人公「住之江圭太」と
血のつながらない双子の姉「住之江あこ」と「住之江りこ」の禁断のラブコメディーで
過激な描写ゆえに視聴年齢制限が設けられています。
作中では、あこやりこが圭太に迫り
舌をからめ合う生々しいキスまで描かれていました。ほかにも、圭太の同級生「三国美春」が漏らしたり
双子が通う高校の教師「桐生夕月」が圭太のジャージを着て自慰をしたりと、かなり大人向けのシーンもあります。
また、単行本初回限定盤の特典で制作されたOAD版は、さらに上をいく内容です。
りこが服越しとはいえ圭太の下腹部を揉んだり、圭太があこの脇やりこのヘソを舐めたりするシーンがあります。
しかし、年齢制限は特に設けられておらず、多くの視聴者が驚愕しました。
●『はるかなレシーブ』 前述の2作ほどではないものの、2018年に放送された
『はるかなレシーブ』(原作:如意自在)も、健康的なお色気シーンが話題になった作品です。
本作は長身がコンプレックスの「大空遥」と
小柄ゆえに一度はビーチバレーを辞めた「比嘉かなた」のペアを中心に
ビーチバレーに情熱を捧げる少女たちの物語を描いています。
あからさまな描写はありませんが、水着を着た少女たちが汗をかきながらビーチバレーに興じる姿のほか
日常シーンでも水着を選ぶときに胸が揺れたり
水着のサイズを調節する際に胸元がアップになったりするサービスシーンがありました。
スポーツアニメとしても評価が高く
遥とかなたが信頼関係を築き成長していく姿や、手に汗握るアツい試合の展開は目が離せません。
視聴者からは、「水着美少女を眺めているだけでも最高なのに、しっかり熱くなれて感動できる」
「砂浜と海、太陽に合った音楽が素敵。夏らしい爽やかなアニメ」と評価する意見が見られました。

