スリム習慣1

空腹センサーに従って食べる

空腹センサーとは、過剰に太らないために、満腹・空腹を感じとる感覚のことです。
スリムな人はこのセンサーが非常に敏感で、「おなかがすいていないから食べない」「お腹がすいたから食べる」ということを忠実に守っています。

空腹になってから食べるものは、おいしく感じられる上に、その多くがエネルギーに転換されますので、脂肪として蓄積しません。

 

 


一方、太り気味の人は「おなかがすいていないけど、時間だから」「付き合いだから」とか「もったいない」など、ついつい食べ過ぎてしまう傾向にあるので、摂取カロリー自体が多くなるだけでなく、食べたものが脂肪として蓄積しやすいのです。
これからは、胃袋に「今、おなかがすいている?」と問いかけて、YESだったら食べるようにしましょう。

 

 

 

スリム習慣2

空腹がおさまったら、食べ物から離れる

太りやすい人は、毎食おなかいっぱいまで食べてしまいますが、実はほどよく満腹になった腹八分目が、本当の満腹状態なのです。
満腹を感じる脳の視床下部は、食後20分ほどたたないと「満腹信号」を出すことができません。だから、とりあえず空腹がおさまったら、食卓を離れ20分間ほどテレビを見たり、新聞を読んだりしてみましょう。
それでも食べたりないようであれば、もう少しだけ食べるようにします。 外食のときは、少なめに頼んで、足りなければ追加注文をするとよいでしょう。

スリム習慣3

「3食神話」にとらわれず、1食は軽くする

朝食は家族が用意してくれたから食べる、昼食は時間がきたから定食を食べる、夕食は飲み会の帰りにしめのラーメンを食べる……という行動パターンが、中年男性には多いようです。
これでは食べすぎです。中年になってもスリムな人は、3食のうち1食はおかずだけ、そばだけなど軽食にしています。
太りたくない人は、おなかがすいていないのに食べている1食を軽くし、栄養バランスを1日のトータルで考えましょう。お勧めは、サラダなどの野菜類とゆで卵や冷しゃぶなどのたんぱく質を組み合わせたお弁当を持参して食べること。これなら夜のおつきあいで多少食べ過ぎても大丈夫です。
「3食神話」にとらわれている限り、いつまでたってもやせることはできません。

スリム習慣4

カンタン「色分け栄養学」を身につける

体重をやみくもにおとすことがダイエットの目標ではありません。健康的にやせるためには、体に必要な栄養素をきちんと摂取することが大切です。
面倒なカロリー計算をしなくてもバランスよく食べられる、「色分け栄養学」を覚えましょう。