ニュースより
今週は
今冬最後で最強・最長の寒波南下か
そして来週は。。。
今冬一番の寒波が一服
令和6年2月16日は
西高東低の冬型の気圧配置から日本の南岸と北海道を2つの低気圧が通過したことにより
2月3日の立春以降南下してきた今冬一番の寒波
全国で気温が一番高かったのは、沖縄県・波照間の24.0度で
最高気温が25度以上の夏日を観測した地点はありませんでしたが
今の時季としては気温が高くなりました。
しかし、2つの低気圧が通過した週明け以降は
西高東低の冬型の気圧配置が強まって寒気が南下する見込みです(タイトル画像)。
今週は、立春寒波に匹敵する強い寒波が南下し
立春寒波より長く居座る可能性があります。
立春寒波に匹敵する寒波
南下してきた寒波の強さの目安に、上空約5500メートルの気温が使われます。
大雑把にいえば、上空約5500メートルの気温が氷点下30度以下で強い寒波
氷点下36度以下で非常に強い寒波です。
そして、氷点下36度以下の範囲は北日本と北陸地方・関東北部です。
立春寒波で北陸地方から北日本で大雪が降り、その後は少し減ったものの、現在でも北陸地方から東北地方の山沿いで2メートル以上の積雪となっています(図4)。
この積雪の上に、北陸の山沿いで2メートル以上などの大雪が積もる見込みです(図5)。
そして、19日以降も、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が続き、積雪がさらに増える所がある見込みです。
大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
一方、太平洋側の地方では、西高東低の冬型の気圧配置が続くことによって晴れの日が続く見込みです。
東京の最高気温と最低気温の推移
東京の最高気温の推移をみると、昨年12月は平年よりかなり高い日やかなり低い日があり、寒暖差が大きい月でした。
1月になると、平年より高い日が多く、下がって平年並みでした。
そして、立春寒波では、最高気温は、平年並みの日が続きました。
一方、最低気温は、12月は平年より低い日が多く、1月下旬は平年よりかなり高い日が多くなりましたが、立春寒波では、平年よりかなり低くなっており、2月5日から7日の3日連続と10日に冬日となりました(図6)。
しかし、2月16日は最高気温が16.6度と4月上旬並みの気温となり、17日も最高気温が16度の予報です。
ただ、寒気が南下してくる18日以降は、晴れても最高気温が一桁の寒さとなる見込みで、立春寒波のときより最高気温はあがらない見込みです。
