今回は、入院・手術、社会保険、職場の制度、医療保険について記録します。

 

以前も書いたが、限度額適用認定証を申請せずに、

一旦支払っています。職場を通じての精算・払い戻しは数ヶ月先ですが、

民間の医療保険の支払いがあったので、忘れないうちに。

 

入院・病気、お金にまつわる諸々が包括的に書いてあったのが

 

HP  :じんラボ

記事:「腎癌と診断されたら②やっぱり気になるがんとお金と仕事」

 

でした。ページの最後に、週間東洋経済から援用・改編された表に

制度と相談先の一覧があり。これはかなりまとまっていた。

 

さて、本題に戻って、私の場合で書きます。

腎部分切除 ダビンチ手術 入院6日(ただし、11月から12月と2ヶ月またぐ)

のケースです。

 

結果から書くと、最終的な支払いは、

1)一部負担金払戻金・家族療養費付加金の額(2ヶ月分)+2)差額ベット代+3)食事代+4)文書代

であった。

 

1)「一部負担金払戻金・・・」

それ何ですの?と私も思った。ネットを検索していて偶然見つけた。

限度額の自己負担分の支払いは覚悟していたから、びっくり。

 

限度額(所得に応じた毎月の高額医療の自己負担額の上限)から、

一部負担金額との差額を、職場の保健組合が、加入者に払い戻してくれる制度。

例えば8万が限度額として、職場の一部負担金が2.5万円と決まっていたら、

差額の5.5万円が加入者に払い戻される。

 

払い戻しは、しばらく先になるけれど。特に申請も不要とのこと。

これまで詳しく、自分の職場の制度を見てこなかったけれど、

支援の制度があるのだなと。有り難かったおねがい

 

ネットで検索をかけても、教員、自衛隊、公務員(地域、団体による)・・・

と、この名称で制度のある共済組合が出てくる。

また、民間企業でも「付加給付」という名称の制度がある組合がある。

職場により、制度が違うのだなと。

 

月毎に判定されるため、入院・手術が次の月をまたいでいなければ

もっと下がったのに・・・と思わなくもないが、もう恩恵は十分ウインク

またぐのをいとわず手術が数日でも早くできたこと、職場のこの制度があったことが。

 

2)差額ベット代ふとん1 

11,000×5泊。ネットで見ていると、もっと高い病院病院

あったので、このお値段で個室、有難うございました。

入院初日の夜偏頭痛で、しんどくて必要なときに、

トイレを独占できたのも個室のおかげ。

 

3)食事代

所定の負担額。一食460円おにぎり

初日夜の1食分、片頭痛で食べられなかったことが、

残念極まりないチュー

普通食も食べてみたかったチューチュー

(入院日数の関係で、最後に食べたのが全粥だったので)。

 

4)文書代

医療保険に入っていたので、

退院日が決まった後で入院中に病院へ書類作成を依頼、

退院後自宅療養中に郵送で届く。

有難い、合理的な対応をしてもらえて。

 

ネットで検索をすると、

ダビンチ手術・入院9日で150万

と出てくるので、うぉ〜〜〜〜ガーンゲッソリと焦っていたが、

ここから、社会保険で3割まで負担が下がり、

月毎に決まっている高額医療費負担の上限・限度額があり、

社会保険に加入していると、基本、そこまで下がる。

このうえに、各職場の支援制度があれば、プラスされる。

社会保険、今までも払ってきたけれど、払ってばかりかと思ってきたけれど、

弱っているときには有難い制度だと思った。

 

 

<医療保険>

医療保険には入っていた。しかも一番毎月の保険料の少ないプラン+特約で。

県民共済です。

 

がんの家系でもなく、健康には自信があったけれど、

ただ、もしもの場合と思うところがあり

死亡補償は他の保険で加入済みだったため、

県民共済の入院補償の保険(毎月の保険料2000円)に、平成26・2014年に加入した。

年末調整の介護の方の保険料控除にもなることが嬉しかった。

 

加入するときに、「新三代疾病特約もいかがですか」

と共済の方から連絡をいただき、+1200ならと加入した。

よって保険料は毎月3200円。さらにここから、還付金が戻ってくる。

2万円台で年間保険料が済んでいる。

 

このご縁が、2022/23年に花開くチューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジとは・・・

(開かないに越したことないのだが)

 

手術前の同意書にも書いてあったが、

腹部の手術は「大手術」のカテゴリーに入るらしいが、

入院前の私はダビンチ手術でちょいと切るだけだから、

(入院前は本気でそう思ってました。退院後は全くちょいとではないなと。)

高い保険料を払っているわけでもないので、

あまり期待をせずに、約款を確認した。

 

親保険の共済金が、

入院(1日目から)、手術(規定により額変動)

 

特約の共済金が、

入院(1日目から)、手術(規定により額変動)

がん診断、通院、手術

 

約款に記載の保険点数と領収書の保険点数を比べると、

「手術」の額が予想がつく。読みが正しければ、

腎部分切除だと、手術の最高額が出る・・・はず。

(明細で確認、手術共済金は最高額で出ていました)

 

先進医療は、今回使用していないので適用なし。

 

特約が大きかった(共済金の5/6が特約からでした)。

声をかけてくださった方、

本当にありがとうおねがい愛飛び出すハート

 

12月中旬に、病院からの文書を保険会社に送ると、

年末にも関わらず、がんだと診断後の通院も対象になるので、

領収書があればコピーを送ってくださいと連絡をいただく。

うぉ〜〜〜ありがたい。

その後、お正月門松の間(確か1月2日)に郵送した。

そして、本日(1月10日)に振り込みがあった。

明細は、振込の2日後(1月12日)に郵送で届いた。

こんなに早く対応してもらえるのだぁ〜〜と感動笑い泣き

 

限度額を申請せず、3割負担の額を立て替えクレジット払い、

今月末の支払いをどう乗り越えるか、やりくりを考えていたので、

助かったドキドキ綱渡り大成功!

 

他の方のブログを読むと、保険によっては

500万出ると書いてあったのを目にした。うぉ〜〜〜〜びっくり

友人が何年か前にパートナーが大腸がん診断で、

車を買うほとの金額が入ったと言っていた。うぉ〜〜〜〜びっくり

 

私の場合は、3桁に辿り着くような額ではなかったが、

これまで支払った保険料、加入期間などを考えると、

御・恩の字以外の何ものでもなかった。

むしろ、私がもらってしまってごめんなさい、だった。

 

限度額適用認定証を申請しなかったのは、

書類の申請の手間がかかるのが面倒だったのと(後で自動的に払い戻しされるので)、

クレジットカードで支払って、ポイントをゲットをしようとコインたち思ったから。

ポイント還元、書いていいのかな・・・としばし考えたが、

このブログ冒頭で紹介したHPででも、

医療費の節約方法の一例として書かれていたので、書くことにした。

 

ただこんなに「こまこま」しなくても、県民共済さまさまでした飛び出すハート

これで長男くんの私大受験料がまかなえますウインク

(いえいえ、治療に使おう!いや、ガス代!療養期間と年末年始で

光熱費の額、泣けるあせるガーン

 

でも、私の「こまこま」はまだ続く。

確定申告で、医療費控除を狙います。

この件については2月か3月の申請が終わる頃に。