自宅療養のつづき

 

6日目(12/8):

その前3日間張り切って、仕事やら子どもの受験日程の確認やら、作業をした反動か、調子は低迷真顔。こういう日は、ゆっくりしようと。

 

入院前職場のがんサバイバーの同僚と話をして、体調に波があること、それは半年ぐらい続くことを聞いていた。波波台風にはあらがわず、できる時に、できることだけ…。

 

ソファーで寝ていることが多い日だったので、カロナール薬は、そろそろいいかと止めてみた。

 

お通じ、くる・くる。快腸!

 

今日の痛恨のミス:お風呂、どれぐらいが長風呂なのだろう・・・と3分間全身で湯船に入ってみる。これまでは勇気が出ず、全身浴は2分まで。記録更新!と喜びもつかの間。おふろあがりに、ドレーンの管を通していた穴が、ぱかっと…。あぁ…笑い泣きこんなにやわいくっつき方だったのね。無理は禁物と自分を戒める。

 

 

7日目(12/9):

今日も引き続き調子は低真顔。 

とはいえ、ちょっと外を歩いてみようかとは思えた。800m先の薬局まで歩いた。歩き始めて、よもやよもや…。これほど左下腹に響くとは…。前を歩くご老人と同じペースで歩くことに。普段ならきっと追い抜いていただろう。お腹は体の根幹なのね、と。今更ですが。

 

長風呂がだめなら、防水パッドでも貼れば長湯ができるか?!と浅はかなことを考え、キズパワーパッドの様なもの(防水・保湿)を買って使用する。そして2日後、これはだめだったことがわかる(👉9日目参照)。

 

 

8日目(12/10):

6・7日目と低調であったことから、カロナール薬の服用を復活させてみる。朝と夜に1錠ずつ飲む。調子はいい感じ笑ううさぎ

 

腸の動きも、ようやく回数が落ち着いてきた。

 

 

9日目(12/11):

来週の日曜は、長男の入試日。送迎の下見に同じ時間で車を運転してみた。片道30分弱の往復1時間の道のりはまだこの日でもきつかった。道の凸凹がおなかに響く・・・。まだ左下腹、あっぱれなぐらい腫れている。

 

カロナール薬を朝に1錠。

 

そして傷パワーパッドをめくると、ドレインの管を通していた穴から体液がどばっつあせる。治ってない、むしろ悪化してる?!

慌ててネットで調べると、傷パワーパッドのようなもので保湿してはいけないようで。ガーゼで乾かす方がよいらしい。19日が退院後の初・検診なので、ドレインの穴さんにはそれまでに何とか治癒してもらわないと、縫うと言われたら、痛くて泣いてしまいそうだガーン泣くうさぎ

 

いろいろあったが、調子は良い一日だった。

 

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退院から自宅療養9日間を振り返ると、人は自分の体の記憶があることと、適応力が高いということだ。病院にいると、病人として扱われ、それに甘えてしまう自分がいた(確かに病人なのだが)。病院にいた記憶が、出産以外ないため、病人と扱われると、そうかと思う(お腹痛いのですけどね)。退院すると、元気な時の自分の記憶が、自宅にいる自分に染みついているので、なんとなく動ける。確かにソファーやベッドから立ち上がれない、という時期はあったが、どう体を動かせば何とかなるのか入院中から考えてきたので、自宅でもなんとかなった。日々回復している体にも助けられた。

 

時々、手術した傷の周りや、関係のないところがきゅっと痛くなると、どきどきする。このまま順調に回復しますようにと願うばかりだ。
 

(遡って書いてきた精密検査から退院後までのブログの日付が、日々の時間に追いついたので、これ以降の更新は世間の時間と共にゆっくりになります)