医療難民 手術難民

 

2020年から世界的に拡大している新型コロナウイルスの感染症。コロナに罹るかどうかは心配してきたものの、まさかこの時期に自分が入院・手術が必要になる事態になるとは。ましてや、入院先が1回で決まらないとは・・・。入院先が決まっても、入院する前日まで、コロナと手術にドキドキすることになった。

 

精密検査も一通り終わり、ダビンチの腎臓がん部分切除手術の実績の多い病院病院へ転院。4日後に診療のアポが取れたこともあり、ホッとして、これで手術の日程がわかるのかなと、期待を胸に通院。

 

当日は、予定時間になっても、呼ばれない。それから待つこと2時間近く。ようやく会えた先生から言われたことは、予定が立て込んでいるので手術は1月下旬にしかできないとのこと。

 

え、3.5ヶ月後ですか???腫瘍が大きくなったら、腎臓摘出になったら、転移したら…とひとしきり自分のことを考え、続いて、子ども受験生なんですけど…1月下旬は無理・無理!親として色々世話をしないと!!!

 

「1件ぐらいどこかにスッと手術を入れられませんか?!」と、口に出てしまった。歯医者のアポとは違うらしい。(手術後に振り返ってみると、確かに動いてもらうスタッフの方の数や設備・病室の都合など考えると、わかっている予定で+1なんてとんでもないなと。臨時の対応も入るだろうし。)

 

そこで、再度紹介状を書いてもらい、年内に手術ができる別の病院病院を探すことに。とりあえず1月下旬の予定はキープしておくから、と言ってもらえたのがせめてもの心の支えに。

 

紹介状を看護師さんから渡されるときに少し話をして、コロナでない泌尿器科の通常診療の患者数が非常に増えていることを聞く。確かにこの時期2022年10月頭は、コロナの感染が比較的緩んだ時期であったので、通院に影響があったのだろうか。いやでも、もしそうなら、どこの病院病院も手術の予定はつまっている?!どうしよう・・・とかなり不安にアセアセ

 

結論から言うと、次に紹介してもらった病院、しかも近所で、11月下旬に手術が決まった。手術難民か?!と不安になってから3日後のことであった。かなりホッとしたほっこり

 

入院が11月〜12月と月を跨ぐので、医療費の支払いが増えるショック・・・と一瞬頭をよぎったが、11月末に・年内に手術してもらえるならと提示された日程でお願いをすることに。

 

あわや手術難民かと思っていただけに、最初の検査から1ヶ月半経ち、ようやく入院・手術日が決まりホッとした。今から振り返っても、8月下旬に腫瘍が見つかってからのこの1ヶ月半が一番神経をすり減らした気がする。