わずかばかりのオフは結局バテて終わりました。とほ。
12月の『ツキカゲノモリ』が終わって、疲れも取れぬままに3月の『ツキノウタ』に突入で、なかなか思うように体と心が動いてくれず難儀した。
ので、今回はシッカリするぞと心に決めていたのだけど、本番終わって2週間くらいはそれなりにシャッキリしてたんだけど、やっぱりダメだった。その後、ズドンときてしまった。
ホンマ、基礎体力ほしい。
いや、トレーニングとかせなどうしようもないんですけどね。
中学で2年だけ寮生活してたんだけど、あの頃が一番、体力はあった。
そりゃそうだ。毎朝、みんなで2キロ走って、夏は野球、冬はサッカーしてから朝飯って生活だったんだから。
なんの話だ。
いよいよ死神シリーズ第3弾『ツキノオト』です。
5連作の折り返し。
今回は上原日呂くん主演。
この死神シリーズは最初4作は基本的に再演ですが、それぞれ脚本に手を入れていってます。
『ツキカゲノモリ』は随分とシェイプしまして、スジがズドンと通った物語に生まれ変わりました(と、思う)。
『ツキノウタ』は「はじめてのSF」だったので、足らずをちょこちょこ書き足して、むしろ分量は増えてるんですが、「分かりやすくなった。脚本だいぶ削った?」という感想を先日もらったので成功だったんでしょう。(上演時間が15分は伸びてる)
なにせ、死神シリーズはそれまでのボクの作風とまったく趣きが違うので「はじめて」書いてみたことが多すぎて、改めて上演するには手を入れたいところが、てんこ盛りある。
という訳で6月の『ツキノオト』ですが、これが一番、手を入れます。
登場人物も設定も総入れ替え作業中。書き換えと言うよりは書き下ろしに近い、と企画段階から覚悟してました。
もちろん、面白くするためです!
死神シリーズの「文体」が一番迷走してた作品なんですよね。自分が思うには。
上原くん演じる瑠璃くん、河上演じる彩子、そして丹下さん演じる死神に、より相応しい物語になりそうな気がしてきました。
やっとアラの構成がまとまったので、少し自信を持ってオススメ。
あれ? 上原くんのこと少し書こうと思ってたのに、だいぶ長くなったので、ここまで!
写真は最近行った和歌山のとあるニュタウン。なんか興味深い街だった。うん。
もう少し元気なら隈なく歩き回ったのに、無念。