ネイティブに憧れてるわけではない | ネムリノソコ

ネムリノソコ

おたいらに

劇団ミーティングのあとの飲み会で、関西弁のセリフの話になった。

ここ最近、関西弁の脚本が多いけど、そもそもネイティブじゃない。
最初の頃の脚本には、伊予弁がそれと知らずに書かれていて、困る俳優、驚く私(『標準語じゃなかったの?!』という驚き)という場面がよくあった。(今でもたまにある)

一番初めに関西弁のセリフをあてたのは、原ちゃんに書いた『照明マン あかり』という役。

原ちゃんはネイティブ。たくさん、直されました。

当時、大阪来て4~5年だった私の書く関西弁は、その頃の人脈そのままに、泉州弁と京都弁と滋賀の方とが入り混じる、それはけったいなものだったらしい。

そして、その作品『悲しみのための装置』
では、原ちゃん以外は標準語だったため、まわりの俳優が、稽古場でうっかり関西弁になってしまうというトラップ多発。
特にネイティブの方が苦戦されてましたね。

正直、脚本に特にこだわりはないのだけど、最近は関西弁のほうがしっくりくる。

『ash Melody』が久しぶりに標準語で、少しほのぼのした気持ちになった。

満月動物園は今、ネイティブが優勢。

⚫︎ネイティブ:河上、原、高島、西原
⚫︎その他:戒田、諏訪、みず

より「正しい関西弁」に近づいていくんじゃなかろうか。