『わたしの未来』のこと② | ネムリノソコ

ネムリノソコ

おたいらに

『わたしの未来』の稽古が迫る頃に、唐突に、INDEPENDENTに何度も参加させてもらってるというプレッシャーを感じてきまして、ムダに時間を費やしました。

もともと、長らく大阪でも隅っこの方でほそぼそと芝居を続けてきましたので、プレッシャーもへったくれもなさそうなものですが。

よく言うのですが『芝居を始めたときに既にある賞やフェス』は、やっぱり特別なもので、ボクだとOMSのフェスとか呼んでほしかったですし、憧れで目標だったりしました。

逆にロクソフェスとかは特に興味がなかったりします(失礼!)。

もうすっかり演劇界とコミットすることが少なくなってしまって、あまり若い方と知り合う機会自体がないのですが、たまに應典院の企画などで知り合うと、ロクソフェスについて熱く語ってくださったりして、それはやっぱり賞やフェスとの出会い方ということなのかなぁ、と思ったりします。

今、芝居を始めた方にとってはINDEPENDENTもまた憧れだったり目標だったりすることもあると思うのです。

飽くまでその対象はINDEPENDENTであって、ボクなんかがなにをしようが、誰も知ったこっちゃないと思いますが、やっぱり下手なことは出来ないとこにきちゃったなと、唐突に思っちゃった訳です。

2nd season までは、INDEPENDENTでは普段やらない、やれないような実験的な要素の濃い作品をやる、それを満月の本公演にフィードバックする、というのが基本姿勢だったのですが、タイトルを決めてから、そういう意識の変化があって、考えていたプロットをバッサリ全捨てにしまして、一から考え直したのが、上演した作品でした。

{C7D9E2C2-D9A3-4FB2-B1FC-84CCCE64B90B:01}


もともとのプロットは永遠に封印です。

続きます。