いよいよ『ツキノオト』の稽古も佳境です☆
皆様のお目に触れるころには、力強い作品に仕上がってきそうです!
さてさて、そんな『ツキノオト』の俳優紹介、今回はカン劇Cockpitの松本大志郎さんです☆
カン劇Cockpitさんとは昨年のSPACE×DRAMAでご一緒させていただきまして、そこで松本さんと出会いました☆
普段の立ち姿がすでに魅力的でして、これは、と思いお声をかけさせていただきました。
立ち姿、たたずまいというものは、研鑽を積むことは出来ますが、演技の上手下手とは無関係な話でして、他の誰にも真似の出来ないことで、上原さんには上原さんのたたずまい、殿村さんには殿村さんのたたずまいが在る訳ですが、松本さんのたたずまいはボクのハートを撃ち抜いた訳です。
ご本人がブログに「戒田は飲みに行っただけで俳優にオファーするのだろうか」というようなことを書いておられましたが…、します。
極端な例では最終的に劇団員にまでなってしまった、みずさんとは、ある飲み会でたまたま出会って、その場でオファーしました。
直感というのはあなどれません。
松本さんは小劇場での経験はまだ浅く、良くも悪くも小劇場ズレしていませんが、数ある舞台表現の中で小劇場演劇ほど俳優のたたずまいが問われる表現はないと、ボクは思っています。なにしろ客席から舞台が近い!
そのたたずまいをダイレクトに表出できる回路を持てば、この人は素晴らしい俳優さんになられると思います!
そんな今後に大注目の松本さんに今回演じていただくのは、浮気している夫、常盤[ときわ]。
浮気とか面倒なことよくしますよね。
でも現在進行形の社会も、歴史も惚れたはれたに微妙に左右されてる訳です。
常盤の惚れたはれた話が、物語の底流を引っ張ります。
まだ松本大志郎さんを劇場で観られたことのない方は、ぜひ一度ご覧ください☆
■□■次回公演■□■
2010年8月13日(金)~15日(日)
満月動物園第壱拾七夜
『ツキノオト』演出・脚本:戒田竜治
in→dependent theatre 1st(大阪・日本橋)
特設サイト→ http://www.fmz1999.com/ 【PC・携帯とも】