『赤猫ロック』の楽しみ…8 | ネムリノソコ

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仕事の訪問先で、キレイな紅葉☆

今、赤色はゲンのいい色なのです☆

『赤猫ロック』いよいよ来週です☆

昨日、無事に劇場スタッフさんのスタッフ総見も終わりまして、いよいよいよ最々終盤です☆
最終コーナーを過ぎあとは一直線に駆け抜けるだけです☆
ヤマサキエリカも駆け抜けています☆

"INDEPENDENT"に参加させていただく毎に思うのですが、
"INDEPENDENT"は所謂企画モノで諸々の制限があります。

舞台広さ、舞台美術(ボクは暗幕舞台はキライです)、照明、音響、上演時間、すべては参加団体みなさんと共有ですから、自ずから制限があります。
2ndシーズンになってからは、2面舞台になって座り位置によっては見えにくい場所もあります。
(『赤猫ロック』は下手側Aステージだ! みんな下手側に集合だ!)
すべてが自分の作品のために用意されている(用意しなくてはならない)、自主公演とは違います。

まあ、ぶっちゃけ「やりにくい」訳ですが、この制限のある中だからこそ、やろうかな、と思うことをやっています。
制限を逆手にとる、という程に特徴立った制限でもないのです。
地味な制限。

それは、自主公演より手を抜いてるとか、自主公演より軽目で、といった意味ではなくて、
「絶対面白い!」と思うけど、すべてが自由になる自主公演でやるにはちょっと、というアイデアに全力投球できるという意味です。

不自由な中で自由を求めるのも不毛だと思うし(自由が欲しければ、自主公演という場所がすでにある!)、不自由な中で全力投球という「機会」も実はあまりないからです。
このトライに熱くなる訳です、ボクは。

なぜなら、このトライを続ける先には、多少の制限にはビクともしない作品の本質的な強さがあるのではないか、と思っているからです。
あるいは自分の作品づくりで最終的に本質として残るのはなんなのかという求道でもあると思っています。

たぶん、たった一人で舞台に立つ俳優さんも、最終的にはそこに至ってしまうのではないでしょうか。
どうして自分は舞台に立っていられるのか、と。
分かりませんけどね☆

とまれ、どのユニットもこの制限の中で、いかに自分たちの世界を展開していくのかに腐心して作品を作っておられます。

制限の中でという表現は良くないですね、(制限も含めた)この場所で、いかに自分たちの世界を展開していくのかに腐心して作品を作っておられます。

12作品、すべて逸品だと思います(まだ観た訳ではないので、「思います」ってとこで)。

中でも『赤猫ロック』はスゴイですよ☆ おもしろいですよ☆
ぜひ、足をお運びくださいませ☆☆☆


◆戒田竜治演出、ヤマサキエリカ一人舞台『赤猫ロック』は11月27日(金)→29日(日)/in→dependent theatre 2ndで!!