『赤猫ロック』の楽しみ…3 | ネムリノソコ

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ボクは音痴だ。

隠しようもない。

だけどヤマサキエリカは違う。バンドもやってる。音楽の分かる人だ。

音楽は『赤猫ロック』には必要な素養でした。
自分で書いたのに自分では分かってなかった。音感ないから。

ボクがこんな感じで、と伝えると、ヤマサキエリカが音楽に練り上げる。
そんな感じの稽古場が、とても新鮮☆

俳優の「作業」がいつにも増してアンタッチャブルで、演技指導のしようがないので、演出の作業に集中できる。音感ないから。
しかも、ボクのオーダーに対して、その場で「答え」を見せてくれるので、ポンポン進む。
これは楽しい☆
「過程」だけど「結論」である。場を生産的にするには、これが重要だと思う。

迷いなく「音」を出して、出た「音」について評価分析して、次の「音」を迷いなく出す。
こんな稽古場から生まれるヤマサキエリカの「音楽」はまさに『ロック』だ☆


◆戒田竜治演出、ヤマサキエリカ一人舞台『赤猫ロック』は11月27日(金)→29日(日)/in→dependent theatre 2ndで!!