やはり、最初にくるのは俳優陣。
21人の氏素性も世代もバラバラな俳優たちが、実に和気あいあいと作品に取り組んでくれました。
人の心の中までは分からないけれど、21人それぞれが、お互いの「仕事」を認め合えばこその和気あいあいでしょう。
「大人な現場」でした。
誰一人欠けても『ツキノアバラ』ではなく、付け加えるべきもなかったと思います。
このメンバーと作品づくりが出来て幸せでした。
お一人お一人への思いは尽きないのですが、なにせ２１人なので、書いても書いても終わらないので、少々割愛。
稽古場でボクを演出家でいさせてくれた時間の長い楽しい現場でした。
演技指導がしたくて『演出』してる訳じゃないし。必要ならしますが。
稽古場や劇場での、いろんな変更にも皆さん柔軟に対応してくれて、むしろ世界を広げていただいて感謝感激です。
ステキな俳優さんたちに囲まれて、ボクは幸せでした。