しばらく滞っておりましたが、順不同な役者紹介です☆
もちろん、やりますよ、最後まで☆
⑫櫟原将宏 as 哀愁のこそ泥
満月動物園初登場のイチハラさんは
動ける男子です☆ 機敏です。
動きの「質」からいうと今回の出演者の中では
片岡百萬両さんと双璧です。
初めてお会いしたのは、楽市楽座さんの
公演で、僕は照明、イチハラさんは俳優さんでした。
結構、前のことですが。
その頃から動ける人だなぁと思ってました。
そんなイチハラさん演じる、こそ泥、虎丸は
つかみどころのないヤツです。
なんでもOKだけど、なんでもNGという感じでしょうか。
そんな彼だからこそ、見せてくれるモノがある
というモノなのでしょう。
⑬辻千香 as 小説家志望の女 あひる
満月動物園には『ネムリノカケラ』以来、2度目の登場、
辻千香さんです☆
GiantGrammyさんの輝ける新星でございます。
おでこも輝いてます。
前回は子供のおでこちゃん役でしたが、
今回演じていただく、あひるは自分の世界に生きてます。
いや~、友達にはなりにくいタイプでしょう。
でも、そんなところも魅力だったりする、小悪魔的
魅力を開花させてくれてます★
殿村さんに初めてお会いしたのは、もうずっと前、
まだ未知座小劇場の俳優さんだったころです。
殿村さんは俳優さんでボクはお客さんで見てただけですが。
その時の公演でにすごく印象に残る俳優さんがいて
ずいぶん経ってから、個人的にお会いした際に
未知座の方だという殿村さんにその話をしたら
『あ、それボクだよぉ』
と言われまして、おびっくりでございます。
あの公演のときの、あの俳優さんに出演していただける!
ということで、一緒に公演をみていた、満月動物園の河上と
えらい盛り上がったのが『赤色レンズ』で、
それから、ずっと満月動物園にはお付き合いを
いただいております。
今回、演じていただくのは純情刑事!! 竹重。
いやー。もう、見てください。実際に。
なんか、ちょっと紹介を放棄してますね。
でも、見てください。実際に。
⑮昇竜之助 as 四姉妹の父
同じく、満月動物園ではおなじみの昇竜之助さんです☆
満月動物園に初めてご出演していただいたのは
『ツキノアバラ』の再演(2004年、KAVC)でした。
それから、幾数年。何度も出演していただいておりますが、
実は、人間の役を書いたのは初めてです。
いつもの「joker」ではありません。
父です父。
でも、本当は「joker」的側面も担っていただいてます。
過酷な運命の中にある四姉妹ですが、
そんな四姉妹の父も、やっぱり過酷な運命の
中にあります。
ただただ、幸せを祈っていただけなのに。
みんな「ちょっと幸せ」なことが、「一番幸せ」なんだろうに、
自分のせいでなく、過酷な運命を背負ってしまうことも
あるんだろうと、父の背中に思うのです。